【LSE】大学進学留学ガイド – 難易度,ランキング,合格情報(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス)

ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)の概要

 

ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE:The London School of Economics and Political Science)は、ロンドン中心部(Houghton Street, WC2A)にある、社会科学に特化した世界有数の大学です。1895年に創設され、経済学・政治学・社会学・法学をはじめとする社会科学分野で強い評価を受けています。LSE公式サイトでも、社会科学に特化した世界的大学として位置づけられています。

 

LSEは創立以来、国際性の高さでも知られています。最新のLSE財務諸表では、フルタイム学生11,887人のうち64.0%(7,608人)がInternational学生となっており、非常に国際的な学習環境です。なお、比率は「対象(学部/大学院/フルタイム/全体)」や年度で変動するため、出典に応じて数値が異なる点には注意が必要です。

 

学術的な実績面では、LSEは多くの著名な卒業生・教員を擁し、LSE公式のノーベル賞ページによると、1925年の間にLSE関係者21名がノーベル賞を受賞しています(経済学・平和・文学)。また、LSE公式の「About」ページでは、40人以上の過去・現職の世界のリーダーがLSEで学ぶ/教える経験を持つと紹介されています。

 

ランキング面でも、LSEは特に社会科学分野で高い評価を維持しています。LSEのニュースによれば、QS World University Rankings by Subject のSocial Science and Managementでロンドン1位・世界6位とされています。Times Higher Education(THE)のランキングページでも、LSEはSocial Sciencesで世界10位、総合でも上位に位置しています。

 

キャンパスはロンドン中心部の1キャンパス制で、建物群が近接しており移動しやすいのが特徴です。LSE公式の学生生活ページでは、キャンパスのすぐ隣にRoyal Courts of Justice(王立裁判所)があり、金融街・ウェストミンスター・国会議事堂にもアクセスしやすい立地と説明されています。コベントガーデンも近く、学業と都市生活の両立がしやすい環境です。

 

LSE Library(British Library of Political and Economic Science)は、LSEの学習環境を象徴する施設のひとつです。LSE公式ページでは、1896年創設の社会科学の主要国際図書館として紹介され、学生生活ページでは蔵書・電子資料・座席数などの充実した学習資源も案内されています。また、図書館の現在の姿はFoster and Partners による再設計(1999–2001)によるものです。

 

 

学問・プログラムの特徴(何が学べる学校か)

LSEは社会科学に特化した大学として知られており、学部では「40以上」の学位プログラムが用意されています。LSEのプログラム検索ページを見ると、経済学、金融、会計、政治、国際関係、法学、社会学、歴史、地理、データサイエンスなど、社会科学を中心に幅広い分野を学べる構成になっていることが分かります。

 

学部・大学院で学び方のイメージは少し異なります。学部は基礎理論の習得から始めつつ、分野横断的な視点も重視されており、LSEでは全学部生向けのLSE100(学際的な科目)が設けられています。一方、大学院は修士・MPhil/PhDなど目的に応じた進学ルートがあり、LSEのGraduateページでは、出願、募集状況、資金計画、キャリア支援まで含めて整理されています。

 

授業スタイルは、LSEの学部向け説明でも示されている通り、講義(lecture)に加えて、セミナー/チュートリアル/ワークショップ/クラスなどの少人数形式を組み合わせるのが基本です。小規模クラスでは、講義内容をもとに問題を解いたり、エッセイやペーパーを発表・議論したりする場面が多く、受け身になりにくい設計です。

 

また、LSEのプログラム説明には「現実の社会課題との接続」を意識した表現が多く見られます。たとえばBSc Financeでは、世界的な研究者に加えて実務家から学べること、ロンドンの金融街への近接性を活かして業界実務者・規制当局・政策担当者とのつながりがあることが強調されています。プログラム検索ページでも、経済学やデータサイエンスの学位で「real-world issues / problems(現実世界の課題)」への応用が前面に出ています。

 

 

キャンパスライフ・ロンドン生活(学生生活のイメージ)

LSEの魅力のひとつは、ロンドン中心部にある“都心型・コンパクト”なキャンパスです。LSE公式のCampus Lifeページでは、キャンパスはロンドン中心部の1キャンパスで、建物が数本の通りにまとまっているため、国際的で密なコミュニティを感じやすい環境だと紹介されています。コベントガーデンや王立裁判所(Royal Courts of Justice)にも近く、授業の前後にロンドンの文化・街の空気に触れやすい立地です。

 

学習環境としては、LSE Library(British Library of Political and Economic Science)の存在感が大きいです。LSE公式ページでは、1896年創設の社会科学の主要な国際図書館として紹介されており、長い開館時間、充実した資料、学習環境の良さが学生向けの強みとして挙げられています。

 

学生サポートも比較的充実しています。LSEの学生生活ページでは、学習面・生活面の支援がキャンパス体験の一部として案内されており、Student Wellbeing Serviceでは、障害支援やウェルビーイング支援、24/7サポート、ワークショップなどの窓口が用意されています。学業の負荷が高い環境だからこそ、こうした支援制度を早めに把握しておくと安心です。

 

課外活動では、LSE Students’ Union(LSESU)のクラブ・ソサエティが非常に活発です。LSESUのページでは、250以上のクラブ/ソサエティがあり、スポーツ系クラブも45以上あると案内されています。学問系・キャリア系・文化系・スポーツ系を通じて、授業外での人脈づくりや実践経験を得やすい点は、LSEらしい学生生活の特徴といえます。

 

ロンドン生活は刺激が多い一方で、家賃・物価は高めです。LSEは学生向けに、生活費(住居・交通・食費・学習費などを含む)として月あたり少なくとも£1,550を見込むよう案内しており、予算計画の重要性を強調しています。寮費については、LSEのAccommodationページで年度ごとの料金表(PDF)が公開されており、共有・自炊タイプの部屋は週£100からの選択肢もあります。

 

出願・学費・奨学金(実用情報)

出願準備では、まず「学部」と「大学院」で手続きが大きく異なる点を押さえるのが重要です。学部出願はUCAS経由で行い、LSE公式の学部出願ページには、UCASでのオンライン出願、応募開始時期、LSEの“full and equal consideration(同等審査)”の締切が案内されています(年によって日付は変動)。また学部の審査では、Personal Statement、成績(既取得・予測)、科目の組み合わせ、コンテクスチュアル情報、UCAS referenceなどが総合的に見られます。

 

大学院出願はLSEのオンライン出願システムを使います。Graduate Admissionsの案内では、出願フォーム提出、審査料(application assessment fee)の支払い、推薦者(academic referees)の登録に加え、成績証明書、Statement of Academic Purpose、CVなどの提出が必要とされています。LSEは「不完全な出願書類は審査されない」と明記しているため、提出物の不足がないよう早めの準備が大切です。

 

英語要件については、学部・大学院ともに別ページで詳細に定められています。学部では、オファー後に英語力証明の提出を求められる場合があること、IELTS/TOEFL/PTEなどの認定試験が対象であることが案内されています。大学院でも、出願時点で未受験でも申請自体は可能な場合がありますが、合格時には条件付きオファーとなることがあります。

 

学費は「LSEはいくら」と一括で書くより、学位・学科・入学年度・Home/Overseas fee statusで変わると説明するのが正確です。Fee Levelsでは、学部のHome fee(新入生)は£9,790で、Overseas feeは学科ごとのティア制になっています。実際の表では、たとえば政治系で£28,900、経済学系で£39,900、金融系で£35,700など、同じ学部でも差があります。なお、この表自体にも「1年分の金額」「将来年度は変更の可能性」「通常は毎年上がる」といった注意書きがあります。:

 

大学院の学費もプログラムごとに大きく異なります。LSEのGraduate Fees and Fundingページでも、個々の学生にはオファー時に該当学費が示されることが案内されているため、最終的には「志望プログラムのページ+オファーレター+年度別費用表」の3点で確認するのが安全です。

 

奨学金・助成制度については、LSE本体の制度を早めに確認する価値があります。学部では、LSE Access to Education Undergraduate Scholarshipsとして、授業料(Home/Overseasいずれも対象になり得る)と生活費をカバーする全額・一部給付の可能性が示されています。大学院では、LSEが毎年およそ£3 millionのGraduate Support Scheme(GSS)資金を用意し、主にディプロマ/taught master’s志望者向けにニーズベースで支援しています。

 

奨学金申請の締切も年度ごとに異なるため、出願と並行して確認が必要です。LSEの案内では、学部奨学金申請締切(Home/Overseasで異なる)や、大学院のGraduate Financial Support Applicationの締切が明示されています。出願後にアクセスできるポータルから申請する形式の制度もあるため、出願完了を遅らせすぎないことがポイントです。

 

最後に、学費だけでなく生活費も含めた総額で計画することが重要です。LSEは月額£1,550以上を一つの目安として案内しており、ビザ申請時には必要資金の証明が求められる場合もあります。学費・奨学金・住居費・交通費をセットで見積もると、現実的な留学計画を立てやすくなります。