イラストで学ぶ 地理と地球科学の図鑑

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ビジュアルでよくわかる

地理の基礎から応用まで、イラストを用いて丁寧に解説された学習図鑑です。自然地理・人文地理の基礎が網羅されており、直感的な理解がしやすい構成になっています。また、フィールドワークや調査の仕方など、実践的な学習を促しています。学生から大人の学び直しにまでおすすめの、非常に有益な1冊です。

柴山 元彦 (監修), 中川 昭男 (監修), 東辻 千枝子 (翻訳)
出版社 : 創元社 (2020/6/18)、出典:出版社HP

イラストで学ぶ 地理と地球科学の図鑑

DK Random
| Penguin Random House
Original Title: Help Your Kids with Geography Copyright © 2019 Dorling Kindersley Limited A Penguin Random House Company
Japanese translation rights arranged with Dorling Kindersley Limited, London through Fortuna Co., Ltd. Tokyo.
For sale in Japanese territory only. Printed and bound in Malaysia A WORLD OF IDEAS: SEE ALL THERE IS TO KNOW www.dk.com

イラストで学ぶ
地理と地球科学の図鑑 2020年6月20日 第1版第1刷発行
日本語版監修者 柴山元彦、中川昭男 訳者 東千枝子 発行者 矢部敬一 発行所
株式会社 創元社 https://www.sogensha.co.jp/
(本社)〒541-0047 大阪市中央区淡路町4-3-6
Tel.06-6231-9010 Fax.06-6233-3111
東京支店〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-2田辺ビル
Tel.03-6811-0662 翻訳協力東辻賢治郎 装丁・組版寺村隆史
Japanese translation © 2020 TOTSUJI Chieko, Printed in Malaysia ISBN978-4-422-45004-
9 C0044

《検廃止〉落丁、乱丁のときはお取り替えいたします。
[1copy《出版者著作権管理機構委託出版物>本書の無断複製は著作権法上での例外を除き禁じられています。複製される場合は、そのつど事前に、出版者著作権管理機構(電話03-5244-5088、FAX03-5244-5089、e-mail:info@jcopy.or.jp)の許諾を得てください。
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【日本語版監修者】
柴山元彦(しばやま・もとひこ)自然環境研究オフィス代表、理学博士。NPO法人「地盤・地下水環境NET」理事。1945年大阪市生まれ。大阪市立大学大学院博士課程修了。38年間高校で地学を教え、大阪教育大学附属高等学校副校長も務める。定年後、地学の普及のため「自然環境研究オフィス(NPO)」を開設。近年は、NHK文化センター、毎日文化センター、産経学園などで地学講座を開講。著書に『ひとりで探せる川原や海辺のきれいな石の図鑑』1・2、『宮沢賢治の地学教室』『宮沢賢治の地学実習』(いずれも創元社)などがある。

中川昭男(なかがわ・あきお)
1945年、広島県三原市生まれ。大阪教育大学社会科学科地理専攻卒業後、地理教員として大阪教育大学附属平野中学校に20年、大阪教育大学附属高等学校平野校舎に18年勤務し、同校では副校長も務めた。その後、大阪私立興國高等学校でも教鞭をとり、2019年退職。地理教育研究会、大阪教育大学地理学会地理教育部会会員。

【訳者】東辻千枝子(とうつじ・ちえこ)お茶の水女子大学大学院修士課程、岡山理科大学大学院博士課程修了、博士(理学)。専門は物性物理学。東京大学海洋研究所、岡山大学大学院自然科学研究科、工学院大学学習支援センター勤務を経て、現在は理系分野の翻訳を行う。訳書に『タイム・イン・パワーズ・オブ・テン』(講談社、2015年)、『プラネットアース』(創元社、2019年)など。

【原書監修者】
デイビッド・ランバートDr.David Lambertユニバーシティカレッジ・ロンドン教育学部地理教育学名誉教授。ニューキャッスル大学卒業後、ケンブリッジ大学で教育学修士課程を修了、ロンドン大学で博士号取得。12年間中学校の教師を務め、執筆した教科書は賞を受け広く出版されている。2002年からイギリス地理学会会長。

スーザン・ギャラガー・ヘフロンDr. Susan Gallagher Heffronネブラスカ大学で教育課程および教授法の博士号を取得した教育コンサルタント。地理学教育に特に造詣が深く、地理学教育に関する国内外のプロジェクトに参加している。地理教育雑誌『The Geography Teacher』編集委員を務めたほか、20年にわたり学校、大学で教鞭をとった。

【原書執筆者】
ジョン・ウッドワード John Woodwardイングランド南部の自然保護区で常勤ボランティアとして環境保護活動を支援しつつ、自然に関する多数の著書・論文を執筆。

ジョン・ファーンドンJohn Farndonケンブリッジ大学地理学修士。自然に関する多数の書籍を執筆。

フェリシティ・マックスウェルFelicity Maxwellニュージーランド・ビクトリア大学の地理学・植物学修士、・ギリス・オックスフォードブルックス大学の環境管理工学修士長年政府機関で生態系・自然環境保護コンサルタントを務める

スーザン・ウィーラーSarah Wheelerロンドン経済大学人文地理学科卒業後、イギリス南部のタマースクールで地理を教えている。30年以上も上級審査定務め、教科書や復習書の執筆にも携わった。

アーサー・モルガンArthur Morganマンチェスター大学地理学部卒業。ジョージアとアルメニ結ぶハイキングトレイル建設など国際プロジェクトのボランティアとして活発に活動している。

柴山 元彦 (監修), 中川 昭男 (監修), 東辻 千枝子 (翻訳)
出版社 : 創元社 (2020/6/18)、出典:出版社HP

はじめに

地理学ほど壮大な分野はありません――世界全体がその対象なのですから
地理学は世界の多くの国で教育課程の中の主要な科目のひとつになっています。世界の様子やしくみを知り、理解することは誰にとっても大切なことだと考えられているからです。
地理学に関心を持つことは私たちの住む素晴らしい惑星の働きに対して真の好奇心を持つことであり、それは目まぐるしい現代を生きるのに大いに役に立つでしょう。
もうら
この本は地理学の基礎を多くのイラストを用いてわかりやすく説明することをめざしています。学校で教えられる重要なことがらを網羅し、日本では地球科学として扱われている内容も多く含んでいます。学生はもちろん、卒業以来地理学や地学に触れていない大人の方々も、記憶をリフレッシュできるでしょう。
地理学は単に正確な事実を積み上げたものというのだ。これはまりません。地理学ではいろいろなものの見方を学びます。複雑な概念もあり、ブレート、風化と侵食、それに生態系、さらに常に進展するグローバリゼーションのサビリティ、そして気候変動。これらはいずれも、自然界や、人間が互いにどうあいのり合っているか、人々とその環境がどうかかわり合うか、に関係しています。
この本は他のどんな地理学の本とも違っています。世界を理解するために必要なことがたくさん書いてあります。好奇心を刺激するとともに、私たちが直面する重要な問題を指摘しています。この本を通して、世界を地理学的に考え、意見を持ち、さらに議論をしてほしいと願っています。それは口論することや、単に意見が違うということではなく、考え方の異なる人の言葉に耳を傾け、地理学の多くの問題は単純なひとつのお話ではなくていろいろな見え方があるのだということを受け入れるという意味です。
私は学校で教えていましたし、子どもたちの親でもありました。私はこの本が、大人の方々や若い人々が世界について読み、教え合い、語り合う多くの機会を提供すると期待しています。あなた方が世界と向き合うときにはきっと役に立つことでしょう。それが地理学の力なのです。

David Lambert
デイビッド・ランバート ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ教育学部地理教育学名誉教授

柴山 元彦 (監修), 中川 昭男 (監修), 東辻 千枝子 (翻訳)
出版社 : 創元社 (2020/6/18)、出典:出版社HP

目次

はじめに
地理学とは何か
地理学的に考えること
行動する地理学

1自然地理学
自然地理学とは何か
地球の歴史と地質年代
地球の構造
プレートとプレート境界の運動
動く大陸
地震と津波
造山活動
火山と温泉
世界の自然地図
岩石と鉱物
火成岩
風化と浸食
堆積岩と化石
変成岩
岩石の循環
山地での川の流れ
河川
氷河時代
氷河の侵食作用
氷河の堆積作用
海岸の侵食作用
海岸での堆積作用
砂漠での侵食作用
大気
季節
気候帯
水の循環
地球に吹く風
海流
気象システム
天気予報
雲と霧
降水現象
ハリケーンとトルネード
バイオーム
種の分布
生態系
熱帯草原と熱帯雨林
砂漠
温帯林と温帯草原
亜寒帯林とツンドラ
世界の海洋
大洋、海

2人文地理学
人文地理学とは何か
人の住むところ
人口統計学
移住
人口の変化
人の集落
都市の構造
メガシティ
農村地帯の集落
都市化
文化の広がり
健康
経済活動
食料と農業
化石燃料の採掘
製造業
サービス産業
観光旅行
輸送と流通
科学技術
不平等な開発
グローバリゼーション
都市の住宅
人間の影響
汚染
景観の変化
森林破壊
气候变動
保存と保全
自然災害への備え
エネルギー源
持続可能性
プラスティック汚染
地理に関係したたくさんの問題
広域相互依存と地域の相互依存
食料の安全保障
水の安全保障
紛争と解決

3実用地理学
実用地理学とは何か
大陸と海洋
国と国民
世界の政治地図
首都と大都市
南北半球と緯度
経度、標準時間帯、座標
どれだけ離れているか
地政学
地図のいろいろ
地図の機能
地球儀
地形图
地図帳
地理情報システム(GIS)
野外調查
定量的なデータ
定性的なデータ
グラフの作成
写真の利用
地理学の調査

用語集
索引
謝辞

柴山 元彦 (監修), 中川 昭男 (監修), 東辻 千枝子 (翻訳)
出版社 : 創元社 (2020/6/18)、出典:出版社HP

地理学とは何か

地理学とは、私たちの住んでいる世界を学ぶことである。
地理学者は、地球の地形や大気、自然環境、そしてそこに住む人々について研究している。地理学では、とりわけ、それらがどこにあるか、どのように変わってゆくのか、なぜ変化するのかといったことに注目する。地理学の起源英語の「地理学(geography)」ということばは古代ギリシア語に由来し、geoは地球、graphは記述することを意味する。古代ギリシアの学者たちは世界の中で自分たちがどのような場所にいるのか、他のところはどうなっているのかに興味を持っていた。彼らは自分たちの周りの世界を表すさまざまな地図を作った。

自然地理学
自然地理学では、地球のうち人間活動以外の部分、つまり地形や岩石、大気、川や湖、海洋、そしてそこに住む動物や植物を対象にする。自然地理学にはいろいろな分野があり、地球科学の領域と重なる範囲も多い。

生物地理学
生物地理学者は植物や動物の生活する場所を観察し、特にバイオーム、すなわち特定の動物や植物の集団が生息する領域に注目する。

地質学と地形学
地質学者は岩石や鉱物、地球の地殻部分や内部の構造を調べる。地形学者は地勢や景観のなりたちを調べる。

人文地理学
人文地理学の対象は人々がどこでどのような生活をしているかということ。人々が作り上げた都市や農村の環境に関心を持ち、人間が他の人やさまざまな環境とどのようにかかわっているかを研究する。

都市地理学
都市地理学者の研究の対象は都市で、彼らは都市環境の変化やその背景、また都市が世界の中でどのようにつながっているかを理解しようとしている。

経済地理学と社会地理学
経済地理学者は工業や農業などの経済活動が行われている場所に、社会地理学者は人間のいろいろな集団の分布に注目している。

入口地理学
人口地理学者は人々がどこで生まれてどこで死ぬか、どのように「移動しているかなどに関心がある。人口の変化についても研究する。

地理学のための技術
地理学者の研究範囲はとても広いので、いろいろな技術を身につける必要がある。各種の地図の使い方を理解することはもちろん、観察や計測の方法も知らなければならない。情報を数値として処理するための統計学の知識も重要である。

フィールドワーク
地理学者が地形や人間環境の研究のために屋外へでかけることをフィールドワーク(野外調査)という。高い山や美しい森のような自然の中に出かけられるので、地理学を学び研究する多くの人にとってこれは楽しい活動でもある。

場所と方位
地理学者は対象がどこにあるかを知らなければならない。場所と方角を正確に知るために、地図や人工衛星による測位システム(GPS)、コンパスを使用する。

調査と測量
人文地理学ではさまざまな質問を通じて人間に関するデータを調査する。自然地理学の研究には地形の測量が必要である。

地理学的に考えること
地理学者は地理学の方法によって周りの世界を調べ、それについて考える。
地理学者の課題は、ものごとが世界のどこにあり、それらはどのように機能していて、そしてそれらが全体の中でどのような位置を占めるのかを明らかにすることである。地理学的な考え方の特徴は具体的な事実をいろいろなアイデアや老テ方と結びつけるところにあり、とりわけものごとのつながり方や分布の法則性互いの関係を見つけることを大事にしている。

基盤となる知識
地理学的に考えるための土台は基本的な知識である。それは世界に関する基本的で正確な車実、つまり大陸の名前や大きさ、主要な河川や山岳地帯の位置、あるいは大気の基本的な構造、主な大都市の名前や場所などで、以下のような単純な質問の答えになることがらである。

ベルギーにはどんな人々が住んでいるか?
ペルーはどこにある?
この湖の深さは?
氷河って何?
メキシコ湾流はどこを流れているか?

つながりを見つけること
地理学が与えてくれる大きな視野によって、私たちは世の中のものごとが互いにどのように関係しているかを知ることができる。

地理学は身近なものごとを世界全体に、結びつける。
地理学は自然界と人間との関係を示す。
地理学は人々に環境とのつながりを発見させる。
地理学者は、事実と理論を関係づける。

理論的な知識
優れた地理学者になるためには、世界についての豊かな知識の他に、それらを理解する手がかりとなる考え方が必要である。都市化(アーバニゼーション)、国際化(グローバリゼーション)、気候、水の循環といったことがらはいずれも、場所、空間、そして環境という地理学的な3つの大きな枠組みで考えることができる。地理学の知識はだいたいこの3つの枠組みで整理でき、これらの枠組みがさらに詳しく何かを考えるときのよい出発点となる。

場所
「場所」とは、ふつうはそこに住んでいる人々によって認識され名づけられている領域や地点のことである。小さな通りのこともあれば、大陸全体のこともある。
それぞれの場所はいろいろな方法で詳しく調べたり説明したりできる。たとえば地理学者はその場所の気候や地質、土壌、住んでいる人々などを研究する。2つの場所がまったく同じということはない。1つの場所の特徴が世界全体の理解に役立つこともある。

場所について考える課題の例
●この国の経済について説明し、それと自然資源との関係を考える。
●この特定の地域を農地にすることの利点は何だろうか。ここはどんな土壌や気候なのだろうか。

空間
「空間」とは地球の表面を具体的な広がりとして考えるものであり、「空間的な」というときの空間も同じ意味である。空間にはさまざまな現象や場所の間のつながり方や分布の法則性も含まれる。
地理学者は人口密度などの空間的な変化や規則性を調べ、その原因を理解しようとする。地震の被害や工場による汚染のような現象の広がり方にも関心を持つ。経済的な活動地点の間の隔たりのような空間の影響も重要である。

空間について考える課題の例
●生産活動を世界規模で考えてみる。地球全体では、物はどのように生産者から消費者へ移動しているのだろうか。
●富の分布がかたよっていると何が起きるだろうか。

環境
私たちをとりまく生物や生物以外のものをまとめて「環境」という。自然環境、人の手が入った環境(農地など)、人が建設した環境(都市など)などがある。
地理学者は、人が周囲の世界とどのようにかかわり、どのような影響を与え、環境とどう共存できるか、といったことを研究することもある。生態系、すなわち自然界で生物が互いにかかわり合っているしくみに注目すると環境をずっと深く理解できる。

環境について考える課題の例
●砂漠やサンゴ礁のような環境はなぜ壊れやすいのだろうか。そういう環境を保存することはできるのだろう
●何を再生可能エネルギーとして利用するべきだろうか。

行動する地理学
地理学は単に学校での勉強であるだけではなく、いろいろな場面で役に立っている。
自然地理学地理学は生物(動植物)と生物以外のもの(岩石や大気)の両方を含む地球の自然環境についての幅広い知識を提供する。このような知識があれば、さまざまな仕事や興味を追求することができる。
地理学は、世界を理解するためのわかりやすい指針と、大切に扱うための手がかりを与えてくれる。自然地理学にも人文地理学にも幅広い研究対象や魅力的な仕事、やりがいのある活動がある。

地質学者
岩石を研究するのは地質学者、役に立つ鉱物資源が見つかる。かもしれない。

火山学者
火山学者は火山を研究して、噴火の予知を目指している。

気候学者
気候変動について警鐘を鳴らす気候学者は私たちの将来になくてはならない存在。

活躍の現場
地理学やその関連分野で培われた専門的な知識は、自然環境や人間環境と私たちの関係の中でとても重要な役割を果たしている。地理学が大局的な理解を与えてくれるのに対して、専門家の優れた技能はいろいろな分野の詳細で実務的な知識として役に立つ。地理学を学んだ人が取り組んでいるいろいろな仕事や活動の一部を紹介しよう。

土壌学者
土壌学者は土を分析し、それがどんな植物の成長に適しているかを調べる。

気象学者
気象学者や気象予報士は天候に注目し、正確な天気予報に挑戦している。

パークレンジャー
野生動物の重要なすみかである自然公園。レンジャーは公園の動物たちの保護活動に励んでいる。

生物地理学者
生物地理学者は生物の生息環境を調べて、自然を保護する最善の方法を探っている。

水理学者
水資源を管理し、地域を水害から守るのは水理学者の仕事。

人文地理学
都市でもそれ以外の場所でも人間をとりまく環境はどんどん拡大し複雑になっている。優れた都市計画のためにはそのしくみを理解する必要があり、人文地理学の知識はますます重要になっている。

地理学の楽しみ
地理学を学んで外の世界が深く理解できるようになれば、お出かけももっとずっと楽しくなる!

都市計画
街の景観づくりや土地利用の計画を立案するのは都市計画者の仕事。

測量技師
世界は正確な地図を根拠に動いている。そのもとになる測量はとても大切な仕事。

政治家
政治家がよりよい政策を決定するためには人間とその環境に関する地理学の知識が必要。

オリエンテーリング
オリエンテーリングは地図とコンパスだけを使って道を探して進むアウトドア活動。

ルートづくり
地図の正しい使い方を理解して、最短コースや絶景ルートを大いに楽しもう!

ツアーガイド
土地や人々についての豊富な知識を身につけて、訪問者に喜ばれるツアーガイドになろう!

ビジネス
どこで事業をするか、という決断には地理学の知識が欠かせな

探検
世界の地理学に貢献するために、誰も知らない未開の地を訪ねる探検家になろう!

セーリング
ヨットに乗ることになったら、天候や潮汐、海流について勉強しておこう。

綠化推進
地球とそのしくみをよく理解して、地球を大切にしながらもっと緑の多い生活を楽しもう!

交通計画
道路や鉄道の経路を決めるには物流や地形に関する知識が何よりも必要。

人道支援
援助を待つ人々への支援活動は、世界の富の分布を学ぶこと。

自分専用の地図
本当に自分の周りの世界に詳しくなりたいなら、自分だけの地図を作ってみては、いかが?

世界旅行
見たことのない景色を見たり異文化に触れたりしたければ、外国旅行がおすすめ!

ガーデニング
自分の庭の土壌や水はけなどに詳しくなれば、ガーデニングの達人にもなれる!

教師
みんなの住む世界を教えるという大事な役割を担当しているのが地理の先生。

柴山 元彦 (監修), 中川 昭男 (監修), 東辻 千枝子 (翻訳)
出版社 : 創元社 (2020/6/18)、出典:出版社HP