不合理だからうまくいく: 行動経済学で「人を動かす」

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ダン・アリエリー代表作2

前作『予想どおりに不合理』からこちらも人間社会にある様々な現場、状況で、人間が理屈に照らし合わせると不合理な行動をしてしてしまう、そして、それを防ぐためにはどうしたらよいか。事例とともに今回も楽しめながら行動経済学を学べる形式となっております。

ダン・アリエリー (著), 櫻井 祐子 (翻訳)
早川書房 (2014/3/20)、出典:出版社HP

目次

序 章 先延ばしと治療の副作用からの教訓
第一部 職場での理屈に合わない不合理な行動

第1章 高い報酬は逆効果
なぜ巨額のボーナスに効果があるとは限らないのか
第2章働くことの意味
レゴが仕事の喜びについて教えてくれること
第3章 イケア効果
なぜわたしたちは自分の作るものを過大評価するのか
第4章 自前主義のバイアス
なぜ「自分」のアイデアは「他人」のアイデアよりいいのか
第5章 報復が正当化されるとき
なぜわたしたちは正義を求めるのか

第二部 家庭での理屈に合わない不合理な行動
第6章 順応について
なぜわたしたちはものごとに慣れるのか (ただし、いつでもどんなものにも慣れるとは限らない)
第7章 イケてる?イケてない?
順応、同類婚、そして美の市場
第8章 市場が失敗するとき
オンラインデートの例
第9章 感情と共感について
なぜわたしたちは困っている一人は助けるのに、おおぜいを助けようとはしないのか
第10章 短期的な感情がおよぼす長期的な影響.
なぜ悪感情にまかせて行動してはいけないのか
第11章 わたしたちの不合理性が教えてくれること
なぜすべてを検証する必要があるのか

謝辞
共同研究者
訳者あとがき
参考文献
原注