最強の声と体を手に入れる! マッスルボイトレ

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肉体さえ変えられる最強のボイトレ

説得力のある声や包容力のある声、声も操れる喉、そして引き締まった疲れにくい肉体を作り上げるための44のトレーニングが掲載されています。理論的に詳しい解説が書かれている為、理解した上でのトレーニングが出来ます。音楽に乗りながら楽しくトレーニングが続けられます。

東 哲一郎 (著)
出版社: ヤマハミュージックメディア (2018/11/24)、出典:出版社HP

 

マッスルボイトレ3つの特徴

1 声が変わる

出したい声を無理なく出すために、「息の量をコントロールする筋肉」「声帯の張りを チューニングする筋肉」を鍛えます。

2 内側から体が変わる

マッスルボイトレはボイストレーニングであリながら、筋力トレーニングでもあります。体の機能からシルエットまで改善されます。

3 肯定感を高める

トレーニングをして声や体が変わると、自分に自信が持てるようになります。周りに与える印象も変化し、社交性も高まります。

はじめに

「歌の上手下手は結局才能。ボイストレーニングなんてやっても無駄」そう思っていませんか?
そんな方は、フィジカルとメンタルのバランスがとれたボイストレーニングを、まだ知らないだけかもしれません。
海外では「具体的なボイストレーニングで結果を出す」のが当たり前。歌はトレーニング次第で「誰でも上手になる」ものなのです。
かくいう私もアマチュア時代は、「発声練習なんて歌のお稽古みたいでカッコ悪い、メンドくさい」と思って遠ざけていました。

自己流でCDデビューまで押し通したものの、転機はすぐにやって来ました。デビューしてすぐの1995年に、ロサンゼルスでマイケル・ジャクソンのツアーのコーラスメンバーと、レコーディングする機会に恵まれたのです。静かなレコーディングスタジオで、マイクやアンプを通さない彼らの生の声を聞き、あまりにも自分と違う実力に愕然とし、「歌に対して、日頃から何か実践していることはあるのか」と教えを請いました。すると、彼らが圧倒的な量の筋トレをこなしていることがわかり、私はそこから「声は筋肉の活動である」ということを学びました。

一方、スポーツ界では、「筋肉を鍛えるには回数だ」という事実はハッキリと証明されています。そうです。音楽の世界でも、スポーツの世界でも、鍛えるためにはトレーニングの「回数」が必要なのです。
そこで、私はつらいトレーニングが楽しくなるように工夫し、ノリの良いファンキーなビートに合わせて、体と声帯を動かし続ける、スポーツボイスの理論を完成させました。

今では、芸能プロダクションや音楽学校、テレビ局やフィットネスクラブ、自治体にご理解いただき、たくさんの方々にお腹から声を出す楽しさを伝える活動をしています。「気持ち良く声が出るようになった」「歌に自信がついた!」「声を出すのが楽しい!」「体が引き締まった」「筋力がついた!」と多くの喜びの声をいただいております。
本書ではスポーツボイスの理論に基づき、忙しい日常のなかでも自分の能力を高めたい方々のために考案した、「マッスルボイトレ」を紹介しています。
「声なんて生まれつきで、歌は才能がないとどうしようもない」と思われていたのは、もう昔の話です。最新の筋力トレーニングで、声と体の筋肉を楽しく鍛えて、心の底から大きな声で叫びましょう!

GOLDWAX代表 東 哲一郎

東 哲一郎 (著)
出版社: ヤマハミュージックメディア (2018/11/24)、出典:出版社HP

Contents

マッスルボイトレ3つの特徴
はじめに
本書の使い方

Chapter 1 体が声を作る!
日本人はお腹から声を出すのが苦手?
筋肉を鍛えれば声も変わる
マッスルボイトレは内側から変える
人は,見た目”だけではなく、声”でその人を判断する
声のベースとなる3つの息の出し方
Column1 体験者のコメント

Chapter2 5分で実感毎日エクササイズ
ドッグブレス
ZEROベリープレス
ブレスエックス
オルビックコントロール
リップ&タングロール
ボーカルストレッチ
リバースボイス
Column2 トレーニングを助ける食材

Chapter3 本格的に「燃やし!」「鍛え!」「強くなる!」15分サーキット
ダイナミックボイス
●燃やす Burning
レッグリフト
Dツイスト
レッグ&ツイスト
レッグリフトエックス
Dスクワット
●鍛える Exercise
キャット
ウルフ
レッグウルフ
バランス
プランク
●強くなる Stronger
ペルヴィスA
ペルヴィスB
キックシーリング
スイングスタンド
ニーエックス
Column3 トレーニング週間管理シート

Chapter 4 狙った箇所を強くする! 目的別サーキット
さらなるトレーニングでなりたい自分になる 5つの目的別サーキット
●スーツを着こなす
ツイスト
ZEROポイント
チェストUP
Vフォニックス
プッシュバック
●モテ声になる
ワイルドサーキット
ベリーブレス
グラビティサーキット
タングプッシュ
●プレゼンの説得力を上げる
ショルダーレイズ
VCフォニックス
ハミング
タングトレ
フェイシャルマッスル
●男性機能アップ・尿もれ予防
エックス
プッシュアップ
スクワット
マジックステップ
●ダメージケア
スパイラル
ロールアップ
エルボー
プレーンツイスト
通勤やオフィスで ながらトレーニング

索引
おわりに
著者・モデル紹介

本書の使い方

ビートに合わせてタイミングをつかむ
1 本書のトレーニングでは、BPM120 前後の音楽を聞きながら行います。ビートに合わせて運動、呼吸または発声するのがマッスルボイトレで効果を出す秘訣です。
BPM(Beats Per Minute)とは
1分間の拍数のことで、音楽のテンポ、速さを表す数値。楽曲のBPMはパソコンの音楽管理ソフトで見られることが多い。

2 「1、2、3、4、5、6、7、8」と頭の中でカウントすると、動きや呼吸のタイミングをつかみやすくなります。BPM120 の場合、1秒で2カウントです。

3 やりやすさや体の調子に合わせて拍子のとり方を半分にしたり、倍にしたりして負荷を調節しましょう。

見本BGM
トレーニングで実際に使われている曲はここで視聴できます。下記リンクからアクセスいただくか、右のQRコードを読み取ってアクセスしてください。
特設サイト URL
http://www.ymm.co.jp/feature/muscle-voice.php

トレーニング時間の目安
平日5~30分
休日60分
→およそ2ヵ月続けると、声と体に変化が出始めます。

東 哲一郎 (著)
出版社: ヤマハミュージックメディア (2018/11/24)、出典:出版社HP