ひとりで学べる地学 最新第4版 (COLOR LECTURE)

【最新 – 地学を学ぶためのおすすめ本 – 中学から大学の教養科目レベルまで】も確認する

地学の基礎がよくわかる

教科書だけで勉強するのは不安、独学でゼロから始める場合といった方におすすめの一冊です。地学だけでなく地学基礎の学習にも対応しています。受験生の方は、教科書と一緒に使うことをお勧めします。シンプルな参考書で、気象予報士の資格試験を目指す方や一般的な読み物としてもおすすめです。

大塚 韶三 (編集), 青木 寿史 (編集), 荻島 智子 (編集)
出版社 : 清水書院; 最新第4版 (2019/9/4)、出典:出版社HP

本書の構成と利用法

◆本書の特色

本書は、高等学校で学ぶ「地学」および「地学基礎」のまとめ 考書として編集されたものです。したがって,皆さんが学校で受けている授業を再現しながら,能率よく学習をすすめられるように,教科書を完全に理解できるように工夫されています。いわば家庭教師の役目を果たす,ひとりで学べる参考書です。

写真や図版を豊富に扱い,使う人の視点に立ってわかりやすくなるよう努力しました。本書で基礎的な学力をしっかりと身に付け, ゆとりのある学習活動をしてください。
編集部

◆本書の構成

本書は2ページで1項目(学校の授業で1時間分)の学習内容がマスターできます。
学習の内容を理解しよう

ここは、先生の講義の内容をわかりやすく解説したり,整理してまとめたりしたところです。また,学習のポイントの徹底理解をはかるため、なるべく叙述式にしてあります。
地学基礎を学ぶ人は要チェック

地学基礎の内容を含む範囲には,タイトルの横にこのマークが示してあります。地学基礎の学習は,マークを確認しながらすすめよう。
学習のポイントをしっかりつかもう
1つの項目を学ぶ上で最も重要な事柄が示してあります。しっかり覚えてテストに臨みましょう。
学習の理解をさらに深くしよう。
ここでは、先生の講義の内容や質問が多いことがら,理解しにくいことがらをとりあげて,質問と答えの形式で説明されています。
さらに詳しく、興味をもって学ぼう
さらに詳しい内容や発展的なことがら、内容に関連する興味深いことがらをとりあげています。
実践問題にチャレンジ
各編ごとに定期テストを予想した問題をとりあげています。難しい問題も,解答を読んで理解しよう。

大塚 韶三 (編集), 青木 寿史 (編集), 荻島 智子 (編集)
出版社 : 清水書院; 最新第4版 (2019/9/4)、出典:出版社HP

もくじ

◉…地学基礎の内容を含む項目

第Ⅰ編 地球の姿
◉1 地球の形と大きさ
2 地球の表面
3 重力
4 重力異常
5 地磁気
6 地磁気の永年変化と逆転
7 地震波
◉8 地震波と地球内部構造・地震波トモグラフィー
◉9 地殻の構造とアイソスタシー
10 地球内部の圧力・温度と地殻熱流量
11  大陸移動
12 海洋底拡大説
13 海洋底拡大の証拠
◉14 プレートテクトニクス
◉15 プレート境界と地学現象
◉16 地震(1)
◉17 地震(2)
◉18 地震災害
◉19 日本列島のテクトニクス
20 日本列島の形成史(1)
21 日本列島の形成史(2)
実力確認問題

第Ⅱ編 地表の変化
◉1 世界の火山の分布
2 マグマ
◉3 火山活動と火山
◉4 火成岩の産状と組織
◉5 火成岩を作っている鉱物
◉6 火成岩の分類
7 火成岩のでき方とそれに伴う鉱物の性質
8 岩石の風化
9 河川の作用
10 河川による地形の変化
11 海水の作用による地形の変化
◉12 堆積環境と堆積岩
◉13 堆積岩の分類
実力確認問題

第Ⅲ編 地層の観察と地殻の変化
◉1 地層の重なり方
◉2 示準化石
◉3 示相化石
◉4 地質年代
5 地層の走向と傾斜
6 地質調査と地質図
◉7 地殻変動(1)
8 地殻変動(2)
9 造山運動
◉10 変成作用と変成岩
11 鉱床
実力確認問題

第Ⅳ編 地殻と生物界の変遷
◉1 地球の誕生
2 地質時代と生命の起源
◉3 古生物の変遷(1) 先カンブリア時代
◉4 古生物の変遷(2) 古生代
◉5 古生物の変遷(3) 中生代
◉6 古生物の変遷(4) 新生代
◉7 古生物の変遷(5) 新生代第四紀
8 日本列島の地質構造
9 日本列島の変動地形
実力確認問題

第Ⅴ編 地球の熱収支と大気中の水
◉1 大気圏の構造
2 大気圏の組成
◉3 太陽放射のエネルギー
◉4 地球全体の熱収支
◉5 熱収支の緯度による違い
◉6 水の状態と状態変化
◉7 大気中の水蒸気
8 断熱変化
9 大気の安定・不安定
10 水蒸気の凝結と雲の発生
11 雲と霧
12 雨
実力確認問題

第Ⅵ編 大気と海洋の運動
◉1 気圧
2 風の観測
3 熱対流による風
4 風の原動力
5 転向力
6 風の吹き方
◉7 大気の大循環
◉8 大気の大循環と熱輸送
◉9 天気図の見方
10 高層天気図
11 高気圧と気団
12 前線
13 温帯低気圧
14 熱帯低気圧と台風
◉15 日本の気象と季節(1)
◉16 日本の気象と季節(2)
◉17 気象災害と天気予報
◉18 海水の組成と海洋の構造
19 波と潮汐
◉20 海流
21 大気と海洋の相互作用
◉22 エルニーニョとラニーニャ
23 気候の変動
◉24 地球環境の変化
実力確認問題

第Ⅶ編 宇宙の構成
1 天球と座標
2 天体の日周運動
3 自転とその証拠
4 太陽の年周運動
5 公転とその証拠
6 太陽時と標準時
◉7 太陽系の天体
8 惑星の視運動と惑星現象
9 会合周期と公転周期
10 ケプラーの法則と万有引力
◉11 太陽
◉12 太陽活動と太陽放射
13 恒星の明るさと距離
14 絶対等級とスペクトル型
15 恒星のHR図
16 恒星の大きさと質量
17 星間空間と星雲
◉18 恒星の進化
19 変光星と星団
20 銀河系
◉21 銀河と宇宙
実力確認問題

実力確認問題解答
さくいん

元素周期

地学で用いる主な単位

大塚 韶三 (編集), 青木 寿史 (編集), 荻島 智子 (編集)
出版社 : 清水書院; 最新第4版 (2019/9/4)、出典:出版社HP