<イラスト&図解>社会人1年目の仕事とマナーの教科書

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新社会人のためのビジネスマナーの基本

社会人としての心構えや好印象を与えるコツ、名刺交換や挨拶の仕方、ワンランク上の電話応対など「ビジネスマナーの基本」から、優先順位のつけ方、上手な質問の仕方など、社会人が身につけておきたい「仕事の基本」まで、一目でわかるように、全ページイラスト図解で構成されています。解説文はコンパクトにまとめられており、大事なポイントやなぜそれが大切なのかの理由がわかります。

古谷 治子 (著)
出版社 : かんき出版 (2019/1/23)、出典:出版社HP

まえがき

これから社会人としてスタートする人、
後輩を迎えて、もうワンステップ飛躍したいと
思っている若手ビジネスパーソンに、
本書を贈ります。
電話やメール、そして職場でのコミュニケーション、
みなさんなら、どのように乗り切りますか?

スマートフォン世代にとっては、固定電話は「どうやって出るの?」と思うかもしれません。SNSでのスタンプコミュニケーションが当たり前であれば、メール文ってどう書くのか?ましてや飲み会では一体、何を話したらいいのやら。
会社という世界は、わからないことだらけかもしれません。

私は27年間、新人さんたちをずっと見守り続けてきました。トータルすると、これまで50万人以上の新人さんに、社会人のマナーや仕事の基本を伝授してまいりました。

時代や社会環境によって、新入社員さんたちが苦手とする内容は変わってきていますが、身だしなみや挨拶、正しい敬語の使い方など、ビジネスには変わらないマナーがたくさんあります。そんなビジネスマナーの王道から、近年の傾向とその対策まで、すべてを網羅したのが本書です。

たとえば、電話ならシチュエーション別に対応を紹介、メールでは文例をあげてポイント解説しています。コミュニケーションでは、どんな場面でも役に立つフレーズをたくさんご紹介しました。いずれも、仕事で使うことの多いマナーや作法を、イラストを使って具体的かつ、わかりやすくご紹介しています。
新人さんはもちろん、若手・ベテランの方まで、仕事の現場ですぐに役立てていただけるはずです。
また本書では、仕事の基本も徹底伝授。一目置かれる仕事の進め方、効率を上げる工夫から社内外での人付き合いの方法なども、きめ細かく取り上げています。

マナーとは、人に思いを伝えること。
どうしたら相手が喜んでくれるのかという思いやり、想像力を形にしたものです。
どんな場面で、どのようにして相手に気持ちを届けるのか、その「型」がわかれば、未知なる世界でもきっと、あなたの思いを伝えることができます。

どうぞ本書を片手に、失敗を恐れず、前へ進んでください。
みなさんの社会人生活が大きく躍進していきますように、エールとして本書をお届けいたします。

古谷 治子 (著)
出版社 : かんき出版 (2019/1/23)、出典:出版社HP

Contents

まえがき

Part1 マナーは絶対に大切——自分らしさより、まずは型を身につける
01 会社ってどんなところ?
02 会社の仕組みを知れば自分の役割がわかる
03 仕事を円滑に進めるためにマナーは必要不可欠
04 その場にふさわしい姿が「身だしなみ」
05 スーツは清潔感と機能性が大事!
06 足元、小物はスーツに合わせてコーディネート
07 挨拶は常に自分からするよう心がける
08 相手を見て、背筋を伸ばしてお辞儀をする
09 「失礼します」とひと言かけて通るだけで好感度アップ
10 敬語が人間関係を円滑にする
11 社会人に遅刻は厳禁
12 遅刻、早退、直行・直帰はすぐに正直に連絡する
13 欠勤や有給休暇の届け出は早め早めが原則
14 常識として知っておきたい「コンプライアンス」と「CSR」

Part2 ビジネス・コミュニケーションの基本
01 仕事ができる人はコミュニケーションがうまい
02 相手が興味をもって集中して聞いてくれる話し方
03 相手に正しく伝わる話し方
04 「聴いていますよ」サインを出しながら聞く
05 聞いた内容を繰り返して、聞き間違いをなくす
06 意見を言うときのルール
07 異論や反論は相手を立てて前向きに言う
08 断るときは次回への希望を込めれば好印象
09 定番のビジネス用語を覚えれば、仕事はスムーズに進む
10 上司、先輩には敬意をもって、同僚とは節度ある付き合いをする

Part3 仕事のルール・進め方——職場で一目置かれるようになる
01 仕事は「正・早・安・楽」を意識する
02 雑務こそ丁寧に、雑にこなさない
03 指示を受けたら「5W2H」で要点をメモする
04 質問上手は職場でかわいがられる
05 報・連・相は仕事の根幹、欠かすとトラブルに発展する
06 報・連・相は、言い方次第で次の仕事につながる
07 悪い結果ほど早く、いさぎよく報告する
08 「PDCA」で行動すれば仕事は効率よく進む
09 スケジュールは優先順位をつけて締切から逆算して立てる
10 会議では何か貢献をする
11 パソコンは会社のルールを守って使う
12 デスクの整理整頓は、仕事の効率に直結する

Part4 電話応対のルール
01 電話は積極的にとる
02 電話は相手の時間をいただくもの、準備してからかける
03 携帯への連絡は相手のことを考えてかける
04 クレーム電話は素早く上司にバトンタッチが正解
05 クレーム対応での注意ポイント

古谷 治子 (著)
出版社 : かんき出版 (2019/1/23)、出典:出版社HP