【最新】EC担当者の仕事について学ぶためのおすすめ本 – 基礎知識から戦略・実践まで

EC担当者の業務とは?成功戦略は?

ECとはインターネット上でものを売買する「電子商取引」のことです。現在では多くの人が日常的に利用しており、ECの市場は拡大を続け、多くの企業がECの事業を拡大しています。今後、EC事業に携わる人が増えていくと予想されますが、EC運営には、従来の小売業などとは異なる知識やノウハウが必要になります。そこで今回は、EC担当になる人がぜひ読んでおきたい本をご紹介します。

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出典:出版社HP

先輩がやさしく教えるEC担当者の知識と実務

EC業界の全貌がよくわかる

とても分かりやすい入門書です。図やカラーでポイントが解説されていて、タイトルの通り、EC担当者に必要な知識が分かりやすく一冊にまとめられています。有名なECモールの特徴や戦略の立て方について、簡潔ながら触れられているのも、初心者にはありがたいです。

株式会社いつも. (著)
出版社 : 翔泳社 (2017/12/5)、出典:出版社HP

はじめに

【本書を活用いただきたい方】
・上司や先輩が忙しく、気軽に質問できない人
・いきなり店長を任せられた人
・他部署からEC事業部に異動してきた人
・他業界からEC業界へ転職してきた人
・ECの幅広い知識を知っておきたい人

【本書を活用いただきたい理由】
日本の小売販売は、全体的にここ20年以上伸び悩んでいるのが現状です。こうした大状況に反して、成長を続ける数少ない市場のひとつとして注目が集まっているのが、ネット通販(EC)です。

本書でも紹介していますが、ECの市場は今後もますます拡大していくことが予想されます。そうした中で、多くの企業がEC事業へ投資を増やし、人材の増強も行っています。

しかしながら、EC業界の現場では、猛烈なスピードでノウハウが進化しながら競合もドンドンと増える中で、最新のノウハウや幅広い知識を持った上司や先輩社員は、商品開発、イベント準備、運営管理など日々の業務への対応が優先される傾向にあり、実際のEC担当者として店長業務などを行うような、事業部の若手人材に対して教育する時間がとれていないのが実態となっています。

さらに、ECはまだまだ新興市場であり、そもそも「EC事業部」というような部署がない企業があったり、あったとしても歴史の浅いところが多いのが現状です。

こうした、日々のEC業務に必要となる考え方や、今後ますます重要性を増すであろうスマホへの対応、三大モール(楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピング)を筆頭に存在感を増すモールなどでの実践的なノウハウなどを教育する仕組みが整っていないということにより、「幅広い知識を持って活躍できる人材」が育つ土壌がEC業界にはなかなかできていません。

そこで今回、EC業界において国内トップクラスである8500社超の支援実績を持つ当社の知識と実戦的なノウハウをベースに、EC担当者として最低限知っておくべきテーマを厳選してまとめてみました。

具体的な内容としては、EC業界の歴史、ECサイトの種類、スマホを中心とした「売り方」の基礎知識、そして自社ECサイト、楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングなどのモール施策に加え、これからますます重要性を増すバックヤード業務までを網羅しています。

【拾い読みでもOK】
もしかしたら、みなさんの現在の業務に直接関係がないテーマや、多少難しい内容も含まれている可能性もあります。その場合には、飛ばし読みしても問題ありません。最初から最後まで通して読んでほしいのはもちろんですが、日々の業務を行う中で「あれ、これはどうするんだったっけ?」と思った事柄を拾い読みいただくのもいいかと思います。

成長市場として注目が集まるEC業界において、活躍の幅を広げるための一助になれば幸いです。

株式会社いつも.

株式会社いつも. (著)
出版社 : 翔泳社 (2017/12/5)、出典:出版社HP

Contents目次

第1部 基礎知識編

Chapter1 そもそもECって何?
01 EC業界って急成長しているの?
02 ECサイトにはどんな種類があるの?
03 EC業界の歴史を見てみよう
04 EC業界の傾向を見てみよう
05 ECモールと自社ECの違いはどこ?
06 ECと実店舗の「強み・弱み」を知ろう
07 押さえておくべき3つのポイント
08 多店舗運営が重要な理由
Column 知っておくべき商品ジャンル別の売り方【アパレル商品】編

Chapter2 EC担当者として知っておくべきこと
01 EC担当者の業務を知ろう
02 「買う」側と「売る」側の価値観の違いを知ろう
03 ECサイトでやるべきことのサイクルを知ろう
04 ECサイトの基本的な管理画面構成
05 EC業務の全体像を知ろう
06 商品写真の3つのポイント
07 トップページに必要な要素を知ろう(スマホ編)
08 トップページに必要な要素を知ろう(PC編)
09 広告はサムネイルを中心に考える
10 効果測定の公式を知ろう
11 成約までの流れを知ろう
12 受注から出荷までの流れ
13 重要性を増す倉庫業務のアレコレ
Column 知っておくべき商品ジャンル別の売り方【コスメ・化粧品】編

Chapter3 「売る」ために必要なアレコレ
01 売上への影響が強いものの順番を知ろう
02 「売れる」タイミングはどんなとき?
03 商品ジャンルの4パターンを知ろう
04 「売れる」ページ作りのコツ(スマホ編)
05 「売れる」ページ作りのコツ(PC編)
06 売上分析するために知っておくべきこと
07 スマホユーザーをガッチリつかむために知るべきこと
08 検索流入から売上につなげるために
09 ライバル店を調査する際のポイント
10 自店のファンを増やすにはどうすればいい?
11 売上が伸びやすい運営体制を知ろう
12 売上に直結するSNSの活用法
Column 知っておくべき商品ジャンル別の売り方【インテリア】編

Chapter4 自社ECの基本
01 自社ECの役割って何?
02 サイト構築の流れを知りたい
03 サイト構築システムの種類を知りたい
04 サイト運営に役立つ様々なツール
05 自社ECのビジネスモデルを知りたい
06 自社ECへ集客するための考え方
07 自社ECの一大モデル「リピート通販」の考え方
08 高単価商品を売るためのポイント
09 B to BのECサイトって何?
10 自社ECにおける分析の方法
Column 知っておくべき商品ジャンル別の売り方【家具】編

Chapter5 ECモールの基本
01 各モールの特徴を知ろう
02 主要モールへの出店にかかる費用を知ろう
03 楽天市場の成長過程と今後の見通し
04 楽天市場が成長を続ける理由
05 Amazonの成長過程と今後の見通し
06 Amazonで売上を伸ばすためのポイント
07 Yahoo!ショッピングの成長過程と今後の見通し
08 Yahoo!ショッピングで売上を伸ばすためのポイント
09 三大モール以外に注目すべき急成長モール
10 越境ECのポイント①中国編
11 越境ECのポイント②台湾編
12 越境ECのポイント③アメリカ編
Column 知っておくべき商品ジャンル別の売り方【ペット・植物】編

第2部 チャネル別施策編

Chapter6 自社ECの傾向と対策
01 [商品] 基本的な商品作りのポイント
02 [集客] 自社ECの主な集客ルートを知ろう
03 [集客] SNS広告は認知度拡大を狙う
04 [ページ作り] 信頼してもらえるランディングページの考え方
05 [ページ作り] 購入を引き寄せるコンテンツ作りのコツ
06 [ページ作り] リピート・ファンを増やすページ作りのコツ
07 [ページ作り] 情報を発信することの重要性
08 [ページ作り] 実店舗同様の接客を行う
09 [広告] 多種多様な広告手法
10 [リピート施策] リピーター獲得にまだまだ有効なメルマガの活用
11 [リピート施策] DM、カタログを活用するコツ
12 [分析] スマホ/PC別!重視すべき分析ポイント
13 [分析] リピート顧客育成のための分析法「RFM分析」
Column 知っておくべき商品ジャンル別の売り方【スポーツ・アウトドア・DIY】編

Chapter7 楽天市場の傾向と対策
01 [商品] 集客商品を作り込むべき理由
02 [商品] ギフト、イベントに対応した商品作りのコツ
03 [集客] 検索で上位表示されるための基本方策
04 [集客] 楽天市場ならではの集客ルートを知ろう
05 [ページ作り] 楽天市場におけるページ作りの基本
06 [ページ作り] 楽天市場で売れる商品写真の加工ポイント
07 [ページ作り] 1ページでも多く回遊してもらうためのポイント
08 [ページ作り] 高単価商品も販売できるページ作りのコツ
09 [広告] 安定して集客するための広告活用法
10 [イベント] イベント時に考えておくべきこと
11 [分析] 楽天市場ならではの分析データと活用ポイント
Column 知っておくべき商品ジャンル別の売り方【下着・アクセサリー】編

Chapter8 Amazonの傾向と対策
01 [店舗運営] 配送スピードが優位性を生む
02 [ページ作り] 商品ページで気をつけるべきこと
03 [ページ作り] 「信頼性」の構築の重要性
04 [ページ作り] ベンダーセントラルで提供される様々なメリット
05 [広告] スポンサープロダクト広告の活用ポイント
06 [分析] Amazonならではのデータ分析ポイント
Column 知っておくべき商品ジャンル別の売り方【食品】編(その1)

Chapter9 Yahoo!ショッピングの傾向と対策
01 [集客] Yahoo!ショッピングならではの集客ルートを知ろう
02 [集客] 競合がひしめく中で活用したい広告
03 [ページ作り] ページの構造と客層を理解しよう
04 [ページ作り] スマホページの工夫ポイントを知ろう
05 [リピート施策] プレミアム会員に訴求するツール「アールエイト」
Column 知っておくべき商品ジャンル別の売り方【食品】編(その2)

Chapter10 より頼られる担当者になるために
01 運営を効率化する多店舗運営ツール
02 フルフィルメント業者を選定する際のポイント
03 バックヤード業務を改善するポイント
04 事業拡大した際の理想的な組織モデル
05 早く成長して先輩に評価されるためのコツ
Column 知っておくべき商品ジャンル別の売り方【飲料】編

株式会社いつも. (著)
出版社 : 翔泳社 (2017/12/5)、出典:出版社HP

本書内容に関するお問い合わせについて

このたびは翔泳社の書籍をお買い上げいただき、誠にありがとうございます。弊社では、読者の皆様からのお問い合わせに適切に対応させていただくため、以下のガイドラインへのご協力をお願い致しております。下記項目をお読みいただき、手順に従ってお問い合わせください。

●ご質問される前に
弊社Webサイトの「正誤表」をご参照ください。これまでに判明した正誤や追加情報を掲載しています。
正誤表 https://www.shoeisha.co.jp/book/errata/

●ご質問方法
弊社Webサイトの「刊行物Q&A」をご利用ください。
刊行物Q&A https://www.shoeisha.co.jp/book/qa/
インターネットをご利用でない場合は、FAXまたは郵便にて、下記翔泳社愛読者サービスセンター”までお問い合わせください。
電話でのご質問は、お受けしておりません。

●回答について
回答は、ご質問いただいた手段によってご返事申し上げます。ご質問の内容によっては、回答に数日ないしはそれ以上の期間を要する場合があります。

●ご質問に際してのご注意
本書の対象を越えるもの、記述個所を特定されないもの、また読者固有の環境に起因するご質問等にはお答えできませんので、予めご了承ください。

●郵便物送付先およびFAX番号
送付先住所 〒160-0006東京都新宿区舟町5
FAX番号03-5362-3818
宛先 (株)翔泳社愛読者サービスセンター

※本書に記載されたURL等は予告なく変更される場合があります。
※本書の出版にあたっては正確な記述につとめましたが、著者や出版社などのいずれも、本書の内容に対して何らかの保証をするものではなく、内容やサンプルに基づくいかなる運用結果に関してもいっさいの責任を負いません。
※本書に掲載されているサンプルプログラムやスクリプト、および実行結果を記した画面イメージなどは、特定の設定に基づいた環境にて再現される一例です。
※本書に記載されている会社名、製品名はそれぞれ各社の商標および登録商標です。

株式会社いつも. (著)
出版社 : 翔泳社 (2017/12/5)、出典:出版社HP

図解即戦力 EC担当者の実務と知識がこれ1冊でしっかりわかる教科書

EC担当者が知っておくべき内容が一冊で

本書は、EC担当者が知っておくべきECにまつわる実務や知識をまとめている本です。ECの実務に関するページが多い構成となっており、取引のスキームやECサイトを作る一連の流れ、SEO・ウェブ広告を含めた、ネットでのマーケティングの様々な手法などが幅広く解説されています。

株式会社これから (著)
出版社 : 技術評論社 (2020/7/22)、出典:出版社HP

Contents

Chapter1 ECの基礎知識とEC担当者のお仕事
SECTION01 国内EC市場の概要と歴史そもそもECサイトとは?
SECTION02 国内EC市場の推移と世界との比較まだまだ成長する!EC市場の動向
SECTION03 ECビジネス・進化のキーワード2020年代ECはさらに進化する
SECTION04 EC担当者のお仕事① EC担当者の基本的な販売業務
SECTION05 EC担当者のお仕事② EC担当者が行うべき販促業務
SECTION06 EC担当者のお仕事③ サイト運営で必須のお客様対応
SECTION07 ECサイトの種類と特徴自社ECサイトとモール型ECサイトの違い
SECTION08 ECカートシステムの種類と特徴自社ECサイトのカートシステムは大きく3種類
SECTION09 ASP型カートシステムの種類と特徴ASP型カートシステムの選び方
SECTION10 ECサイトの多店舗展開自社ECとモール型ECの両方を運営するメリット
SECTION11 注目のマーケットプレイスEC担当者が知っておきたいCtoCサービス
SECTION12 海外EC出店の基礎知識越境ECを行う理由と注意点
Column ECサイトは我が子のように愛情をかけて育てよう!

Chapter2 ECビジネスで知っておきたいこと
SECTION01 ECサイトの売上公式売上を決めるのはアクセス数×購入率×平均客単価
SECTION02 ECビジネスのフレームワーク① サイトの強みと弱みを明らかにするSWOT分析
SECTION03 ECビジネスのフレームワーク② ペルソナによる自社の顧客像の描き方と活用法
SECTION04 KPI設定の基礎知識① ECサイトの目標設定や評価のための指標「KPI」
SECTION05 KPI設定の基礎知識② KPI設定で発見・解決するECサイトの課題
SECTION06 ECサイトの年間販売計画販売機会を逃さない販促イベント計画の立て方
SECTION07 サイト運営関連法規のキホン① 特定商取引法とサイトに必ず掲載すべきこと
SECTION08 サイト運営関連法規のキホン② ウソや誇大表現はNG!景品表示法と薬機法
SECTION09 決済方法の基礎知識① ECサイトで利用される決済方法
SECTION10 決済方法の基礎知識② ECサイトの売上を伸ばすID決済
SECTION11 商品の魅力的な伝え方① 商品写真の撮影前に伝えたいことを考え抜くのが大切
SECTION12 商品の魅力的な伝え方② 商品写真で知っておきたい撮影の知識
SECTION13 商品の魅力的な伝え方③ 自社で撮影するのに必要な機材
SECTION14 ネット販売での価格設定価格の決め方と平均客単価を伸ばす方法
SECTION15 通販ビジネスの物流のキホン① 在庫管理から発送までのフルフィルメント業務とは
SECTION16 通販ビジネスの物流のキホン② 販売戦略につながる配送料金の設定
SECTION17 梱包業務のキホンとアイデア梱包と封入物でお客様とコミュニケーション
SECTION18 ECビジネスに関する情報収集EC担当者なら知っておきたい情報サイト4選
Column「ECに詳しい人に任せてるから安心」は間違い!?

Chapter3 企画から開店準備までで学ぶECサイト制作の知識
SECTION01 ECサイト制作のフローコンセプト決定からオープンまでサイト制作の流れ
SECTION02 ECサイトの企画設計① サイト制作の精度が上がるコンセプトシートの作成
SECTION03 ECサイトの企画設計② 必要なページと階層を設計するサイトマップ
SECTION04 トップページの構成<基本>購入率が2倍に上がるトップページ必須の要素
SECTION05 トップページの構成<タイプ別>商材や業態で異なるトップページ構成のセオリー
SECTION06 スマホサイトの構成のつくり方 画面サイズを意識したスマホ専用サイトの構成
SECTION07 ページの構成<商品カテゴリーページ>工夫するほど売上が伸びる!商品カテゴリーページ
SECTION08 ページの構成<商品詳細ページ>購入へ最後のひと押しをする商品詳細ページ
SECTION09 ページの構成<カートページ>最後のダメ押しで売上を伸ばすカートページ
SECTION10 ページの構成見落としがちな商品ページのつくり込み
SECTION11 4つのページの複合型サイト ブランディングや定期購入に効くランディングページ
SECTION12 ECサイトの実装 知っておきたいコーディングの知識
SECTION13 ECサイトの開店準備① サイトの不備から配送トラブルまでテスト注文で検証
SECTION14 ECサイトの開店準備② オープン前に行うべき運営者側のチェック項目
Column 実店舗で売れてもECサイトで売れるとは限らない!

Chapter4 ECサイトの集客方法<SEO&SNS編>
SECTION01 ECサイト集客の基本知識 ECサイトの集客方法と集客チャネル
SECTION02 検索のしくみとSEOのキホン 検索エンジンのしくみとSEO対策
SECTION03 SEOの内部対策① EC担当者が行うSEOの内部対策<タグ設定編>
SECTION04 SEOの内部対策② EC担当者が行うSEOの内部対策<キーワード設定編>
SECTION05 SEOのためのコンテンツ作成SEO効果の高いコンテンツのつくり方
SECTION06 SEO対策のルールやってはいけないSEO対策
SECTION07 SNSの特徴と活用① SNSの特徴を活かしたECサイト集客術
SECTION08 SNSの特徴と活用② シームレスなInstagramマーケティング
SECTION09 スマホアプリの活用実店舗と連動したアプリ集客
Column ウェブ集客は魚釣りだ!

Chapter5 ECサイトの集客方法<ウェブ広告編>
SECTION01 ウェブ広告の基本知識① ウェブ広告の利点と広告費の種類
SECTION02 ウェブ広告の基本知識② 配信ターゲットの設定と媒体・メニュー選び
SECTION03 広告計画と目標設定ウェブ広告で大切なKPIの考え方
SECTION04 ウェブ広告の種類① 検索ページに表示される「リスティング広告」
SECTION05 ウェブ広告の種類② リマーケティングが重要「ディスプレイ広告」
SECTION06 ウェブ広告の種類③ 商品写真付きで表示「Googleショッピング広告」
SECTION07 ウェブ広告の種類④ 商品への興味関心が高いユーザーにリーチできる「SNS広告」
SECTION08 ウェブ広告の種類⑤ 見込み客に毎日商品を宣伝できる「インフィード広告」
SECTION09 ウェブ広告の種類⑥ 静止画広告よりも購買率が高い「動画広告」
SECTION10 ウェブ広告の種類⑦ 定番の集客法「アフィリエイト広告」
SECTION11 ウェブ広告の種類⑧ アンバサダーマーケティングとインフルエンサーマーケティングの違い
SECTION12 ウェブ広告のデザイン 訴求と表現が大切!バナー広告のデザイン
SECTION13 ウェブ広告のテキスト 文字の力で訴える!広告の見出しと説明文
SECTION14 ウェブ広告の運用① 失敗しないウェブ広告の配信と運用
SECTION15 ウェブ広告の運用② 勝ちパターンを見つけるA/Bテストの実施
Column 情報の見極めが大切!話題の記事LPとは?

Chapter6 購入率を上げるECサイトの接客術
SECTION01 ECサイトの接客のキホン 価格よりも大事?ウェブ接客力の重要性
SECTION02 購入申し込み時の接客サービス 売上アップに効果的なカゴ落ち対策
SECTION03 おすすめを紹介する接客ツール レコメンドツールは購入率・客単価・リピート率を改善する優秀なスタッフ
SECTION04 商品案内の接客ツール 訪問者を離脱させない商品検索サジェスト
SECTION05 問い合わせに対応する接客ツール ECサイトの利便性を高めるチャットボット
SECTION06 商品レビューの獲得と管理 「お客様の声」商品レビューはサイトの強い味方
SECTION07 メディアECによる情報発信① ショップのファンを育成するメディアEC
SECTION08 メディアECによる情報発信② 管理しやすいコンテンツ配信サイトのつくり方
SECTION09 メディアECによる情報発信③ サイトを訪れる理由になるコンテンツのつくり方
Column 世界中の商品が即日到着で購入できる未来は近い?

Chapter7 もっと売上を伸ばすためのECサイト分析と改善
SECTION01 定量分析と定性分析 売上をゴールにおいて解析するECサイト分析
SECTION02 5つのKPI ECサイトの分析時に押さえておきたい指標
SECTION03 アクセス解析ツールのキホン① Googleアナリティクスの役割と重要性
SECTION04 アクセス解析ツールのキホン② GoogleアナリティクスでECサイト専用分析
SECTION05 Googleアナリティクスによる分析① EC分析のポイントは流入元のメディアとデバイス
SECTION06 Googleアナリティクスによる分析② 売上改善につなげるコンバージョン率の分析
SECTION07 SEO分析ツールのキホン SEO対策の分析ツール!Google Search Console
SECTION08 AIとサイト分析 客観的データで改善を提案「AI解析ツール」の活用
SECTION09 その他のウェブ解析ツール デザインの分析も!ウェブ解析に利用できるツール
Column 売れない理由は商品ではない!販売戦略だ!

Chapter8 ECサイト運用の王道!リピーター対策
SECTION01 リピーター対策の必要性 売上を安定的に伸ばしていくにはリピーター対策が必須
SECTION02 顧客管理の基礎知識 顧客を知ることから始まるリピート対策
SECTION03 顧客分析の基礎知識 顧客分析の王道会員ランク分析とRFM分析
SECTION04 F2転換率 F2転換はスピードが命!鉄は熱いうちに打つもの
SECTION05 ダイレクトマーケティング① メルマガ配信はタイミングが大事
SECTION06 ダイレクトマーケティング② セグメントメール配信とステップメール配信
SECTION07 LINEマーケティング① 圧倒的な誘導率でお客様とつながるLINE公式アカウント活用法
SECTION08 LINEマーケティング② 友だち獲得のコツと即ブロック防止術
SECTION09 納品時のリピーター対策 顧客のハートを掴むには開梱時がチャンス
SECTION10 紙媒体のリピーター対策 アナログ対策も忘れずに!30代以上にはDMとカタログを
SECTION11 定期購入のリピート技① 1年目で年商1億円も夢ではない!単品リピート通販の世界
SECTION12 定期購入のリピート技② サブスクリプションモデルはリピート通販の新潮流
Column ユーザーとウェブがつながり続けるIoT世界のCRM

Chapter9 多店舗展開で売上アップ!ECモールへの出店
SECTION01 ECモール出店の基礎知識① ECモール出店のメリットと注意点
SECTION02 ECモール出店の基礎知識② 3大ECモールの特徴と売上アップのサイクル
SECTION03 ECモールでの販売促進 ECモール型サイトでの販促ポイントは「目玉商品」
SECTION04 ECモールでの広告&イベント 広告出稿とECモール主催のセールイベント
SECTION05 ECモールで登録する商品情報 商品検索ページで表示される情報の重要性
SECTION06 レビューの収集と特典の活用 特典の魅力で集める!ECモール内の商品レビュー
SECTION07 Amazonマケプレの基礎知識① Amazonマーケットプレイス出品のポイント
SECTION08 Amazonマケプレの基礎知識② フルフィルメントby Amazonの利用
Column ECモールへの出店だけでいのか?

ご注意:ご購入・ご利用の前に必ずお読みください

■免責
本書に記載された内容は、情報の提供のみを目的としています。したがって、本書を用いた運用は、必ずお客様自身の責任と判断によって行ってください。これらの情報の運用の結果について、技術評論社および著者または監修者は、いかなる責任も負いません。
また、本書に記載された情報は、特に断りのない限り、2020年6月末日現在での情報を元にしています。情報は予告なく変更される場合があります。
以上の注意事項をご承諾いただいた上で、本書をご利用願います。これらの注意事項をお読み頂かずにお問い合わせ頂いても、技術評論社および著者または監修者は対処しかねます。あらかじめご承知おきください。

■商標、登録商標について
本書中に記載されている会社名、団体名、製品名、サービス名などは、それぞれの会社・団体の商標、登録商標、商品名です。なお、本文中に™️マーク、®️マークは明記しておりません。

株式会社これから (著)
出版社 : 技術評論社 (2020/7/22)、出典:出版社HP

売れるネットショップ開業・運営 eコマース担当者・店長が身につけておくべき新・100の法則。

ネットショップ運営のハウツー本

本書は、ネットショップを効果的に運営するための考え方を体系的にまとめている本です。ネットショップは、多くの事業者が参入していることもあり、商品を売るためには相応の対策が必要となります。そこで、この本では、各店のタイプやコンセプトに合った対策がわかるように、ポイントを整理してまとめています。

坂本悟史 (著), 川村トモエ (著)
出版社 : インプレス (2010/5/14)、出典:出版社HP

著者プロフィール

坂本悟史(さかもとさとし)
コマースデザイン株式会社 代表取締役。楽天(株)にてマーケティングおよび ECコンサルタント(ECC)業務に従事。担当したネットショップは累計800店以上。数多くのヒット商品・人気店舗の生に貢献した。2008年2月にコマー スデザイン株式会社を設立。企業の大小を問わず、商品特性を踏まえたECコンサルティングや商品企画を多数行う。企業内コンサルにアドバイスを行う「コンサルのコンサル」や、複数の ASP から表彰されたトップアフィリエイターとしての一面もある。
●コマースデザイン株式会社:http://www.commerce-design.net

川村トモエ(かわむらともえ)
コマースデザイン株式会社 取締役、コピーライター。キャッチコピーやメルマガなど、主にライティング全般を担当。商品・ショップに合わせて書き分けるメルマガは、1通でそれまでの5倍以上の売上を記録するなどの成功事例も多い。 無名商品の企画や再生も手がける。徹底した商品リサーチと独自メソッドから、アピールポイントを導き出して効果的なキャッチコピーを量産。人気商品の育成に貢献している。

本書は2010年4月現在の情報をもとに解説しています。本書の発行に各Webサイトの内容や仕様などが変わっていることがあります。あらかじめご了承ください。
本文中の製品名およびサービスとは、一般に各開発メーカーおよびサービス提供元の商標または登録商標です。なお、本文中にはTMおよび®️マークは明記しておりません。

はじめに

eコマース市場が好調に伸び続けているのは、みなさんご存じのことと思います。
しかし、その一方で競争が激化し、撤退を余儀なくされるショップが多いのも事実です。販促手法もどんどん複雑化し、「こうやれば売れる」というさまざまな情報が溢れ、混乱している方も多いことでしょう。
そこで、「ネットショップのあらゆる売上アップ法を改めて体系立てて、一冊の本にまとめよう」というコンセプトの元で本書は生まれました。
これから新しくショップを開業する方はもちろん、既存のショップをステップアップさせたい方、最近EC業界に関わるようになった方など、どんな立場の方にとっても「羅針盤」になるように、と書き上げました。
本書が、eコマースに関わる多くの人のお役に立つことを心から願っています。

2010年4月
著者代表 坂本悟史

坂本悟史 (著), 川村トモエ (著)
出版社 : インプレス (2010/5/14)、出典:出版社HP

目次

はじめに
本書の読み方
序章

第1章 空回りしないためのネットショップの基本の法則
ショップ運営の全体像を把握する
1 ネットで売るための3大物衛「集客」「接客」「客」を実行する
2 「顧客すごろく理論」でユーザー心理を先読みする
3 「顧客すごろく理論」を数値で管理する
扱う商品に合わせて戦略を立てる
4 「EC4タイプ理論」で店舗の未来を知る
5 有名ブランド商品型番商品は効率を重視する
6 オリジナルブランド商品は徹底的に魅力を伝える
7 ニッチ商品は、数少ない潜在客と深く付き合う
8 総合タイプの店は「仕事も売上も多い」と心得る。
9 「タイプが断ツール」で店のタイプを正しく把理する
コラム
この本を使って売上を伸ばす方法

第2章 商品タイプを踏まえた集客の法則
「集客の考え方」を理解する
10 商品数が少ない場合は「魚鱗の陣」で集客する
11 商品数が多い場合は「鶴翼の陣」で集客する
12 4種類の集客パターンを使い分ける
13 集客媒体は「CPO」で評価する
14 CPOを出して投資判断に活用する
15 収益性を高めて集客への投資を増やす
SEOで集客する
16 SEOの真実を知る
17 「魚群探知機」でキーワードリストを作る
18 最重要キーワードから店舗名を決める
19 ネットショップの構造を生かした SEO を行う
20 モール内は独自の SEO を行う
21 他サイトからのリンクを増やして検索順位を上げる。
リスティング広告で集客する
22 リスティング広告の費用対効果を知る
23 登録キーワードを増やして露出を高める
24 広告テキストとリンク先ページを改善する
25 「マグロの大トロ」的な広告テキストを作る
26 リンク先ページを使い分ける
純広告で集客する
27 純広告の種類を把握する
28 営業マンを見極めて広告購入する
29 「パブロフの犬」的な広告原稿を作る
懸賞で集客する
30 懸賞企画の歴史と現状を知る
31 懸賞企画は継続的に開催する
32 懸賞広告は「使い方次第」だと心得る
マスコミ・クチコミで集客する
33 「第三者の紹介」で集客する
34 紹介されやすい「話題性」を作る
35 工夫したプレリリースでマスコミに接触する
36 イベントを開催してクチコミを増やす
37 アフィリエイトに幻想を持たない
コラム 「集客できている」という落とし穴

第3章 店舗コンセプトを生かした接客の法則
「接客の考え方」を理解する
38 「接客4要素」で購入率を高める
39 接客戦略も「魚鱗」か「鶴翼」で考える
店舗コンセプトを決める
40 自店舗の強みを分析し、店舗コンセプトを考える
41 客層をイメージして、キャッチコピーを作る
42 店舗コンセプトをデザインに反映させる
43 店舗紹介ページで安心感とコンセプトを伝える
店構えを作る
44 レイアウトは「普通」を心がける
45 「トップページに求められる役割」を果たす
46 需要の大きさから、商品カテゴリを決める
47 ナビゲーションを充実させ、小さな需要も拾う
48 簡単な方法でナビゲーションの自由度を高める
49 用がなくても見てしまう「特集ページ」を作る
50 「セールページ」で、利益を保ちつつ売上を作る
51 「値下げの種類」を増やして安売り中毒を防ぐ
52 分かりづらいニッチ商品は「選び方」も提案する
53 商品写真のレベルを高める
54 プチ動画・マンガで購入率を高める
品揃えを増やす
55 できる範囲で商品数アップを検討する
56 型番商品・有名ブランド品を売るなら、価格競争とうまく付き合う
57 「入口商品」からリピート購入への流れを設計する
58 「ポテト提案」で満足度と客単価を高める
59 「グレードアップ商品」で満足度と客単価を高める
60 将来の「あるべき品揃え」を考える
看板商品を育てる
61 オリジナル商品は売れなくて普通だと自覚する
62 「BEAFの法則」で売れるストーリーを作る
63 ユーザーを引き付ける「購入メリット」を作る
64 評判がいい「証拠」をたくさん集める
65 ライバルに対して「差別化」する
66 「さまざまな情報」の記載漏れに注意する
コラム ページ接客の失敗パターン

第4章 「長く売れる」ための追客の法則
「追客の考え方」を理解する
67 「追客」で、購入客との縁を維持する
68 「メルマガ」の特徴を把握する
69 メルマガ施策は3段階で考える
70 メルマガも、EC4タイプ理論で使い分ける
種をまいて読者を増やす
71 メルマガ購読前から読みたくなるように宣伝する
72 ステップに分けて数値管理する
73 メルマガの件名を工夫し、開封率を高める
74 メルマガの読みやすいレイアウト、読みにくいレイアウトを知る
75 筆が進まない場合は、人の営業から糸口をつかむ
76 用途と商品特性によって、うまくHTMLメールを使う
コンテンツで読者を育てる
77 「裏話」と「人間味」で、プロらしさを演出する
78 絵はがきのような「季節の挨拶」的HTMLメールを活用する
79 商品数雨が少ない場合は、さまざまな角度から商品を紹介する
80 商品購入後こそ、積極的にコミュニケーションを取る
81 開封率100%の「開封チラシ」を活用する
82 リピートしにくい商品でも、購入者の感想を集める
リピート売り上げを収穫する
83 リピーターの心理を把握する
84 イベントを成功させる「企画3パターン」を把握する
85 「内輪型イベント」で閑散期を盛り上げる
86 「トレンド型イベント」で世間の波に乗る
87 「提案型イベント」で企画の幅を広げる
88 人気商品の購入者には、絞り込んだ文面でリピートを促進する
89 ギフトイベントは早く始めて遅く終わる
90 メルマガクーポンで、自由自在に売上をコントロールする
91 「実況中継メルマガ」で盛り上がりを伝える
コラム 常連客の側から見た「感動接客」体験

第5章 成長段階別・運営業務の法則
自店舗の将来を想像する
92 成長段階ごとの課題を把握する
「助走期」は方向性を探る
93 低コストで試してうまくいったら投資する
94 ネットショップ制作会社にすべてを委ねない
「難題期」は効率化する
95 忙しくなり始めたら、効率化でホスピタリティーを維持する
96 ユーザーからのクレームを業務フローの改善に役立てる
「上昇期」は成長を加速させる
97 更新・催促スケジュールを立て計画的に運営する
98 爆発的ヒット商品を作り次のステージを目指す
「安定期」は次のビジョンを描く
99 お客様の声は常にチェックし、社内にも共有する
100 「読書会」で理解を深める
コラム 「変化の時代」で、商いを続けるために

ネットショップ催促情報サイト「ECユニオン」の紹介
コマースデザイン株式会社の独自理論・用語・分類
用語集
索引

坂本悟史 (著), 川村トモエ (著)
出版社 : インプレス (2010/5/14)、出典:出版社HP

まんがでわかる ECビジネス

ECサイトの運営についてマンガで学ぶ

本書は、ECサイトを運営するために必要な基礎知識を、マンガでわかりやすくまとめています。ネットショップの開設から商品企画、集客、増客といった流れで基本知識を解説しながら、ゼロから立ち上げる際に陥りやすいリスクなどについてもわかりやすく解説しています。

高田 千種 , 仲山 進也 (著)
出版社 : 小学館 (2019/11/20) 、出典:出版社HP

目次

プロローグ 立て直し

はじめに

第1章 開設 ネットショップ開設の手順と最初の壁
解説1 「ネットショップ開設・集客」の誤解を解く
チームで共有するワーク 集客の視点

第2章 お客さん視点 売れないページ、3つの誤解
解説2 「お客さん視点」の誤解を解く

第3章 商品企画 購入決定へのハードルを下げる
解説3 「商品ページのつくり方」の誤解を解く
チームで共有するワーク 接客の視点

第4章 増客 リピートやクチコミが増える接客
解説4 「リピーターの増やし方」の誤解を解く

第5章 消耗戦 広告の2つの使い途と落とし穴
解説5 「成長とは何か」の誤解を解く
チームで共有するワーク 売上の公式

第6章 笑顔と絆 ショッピング・イズ・エンターテインメント!
解説6 「なんのために働くのか」の誤解を解く
チームで共有するワーク トラブル対応の秘訣

エピローグ
あとがき

主な登場人物

井伊駒子(いいこまこ28歳)
東京でOLをしていたが、実家の洋菓子店の経営危機を救うため、ネットショップを始めることを決意。

藤屋陽(とうやはる26歳)
井伊洋菓子堂に現れた謎のスイーツ男子。ネットショップに詳しく、駒子に様々なアドバイスを。

井伊育美(いいいくみ55歳)
駒子の母で、主婦のかたわら、洋菓子店を手伝う。おっとりした性格だが、しっかりした面も。

井伊正造(いいしょうぞう58歳)
駒子の父で、井伊洋菓子堂の店主。地方の小さな町で味を守り続けている頑固なパティシエ。

※このまんがはフィクションです。取材をもとに構成していますが、実在の人物・団体には関係ありません。
※まんがや記事の中の情報・データは2019年10月現在のものです。

高田 千種 , 仲山 進也 (著)
出版社 : 小学館 (2019/11/20) 、出典:出版社HP

プロローグ 立て直し

実家の洋菓子店の危機を救うため、ネットショップを開業する決意をした井伊駒子。物語を通じて、商売が軌道に乗るまでの流れや持続的な成長のための考え方を紹介していきます。

はじめに

変化の激しいECの世界で「20年間ずっと変わらないこと」

「わが社もいよいよEC(Eコマース、電子商取引)ビジネスに取り組まなければいけない」「会社からECサイトの立ち上げを命じられた。しかもほぼ丸投げ」
「ECサイトを立ち上げたけど、全然売れない」
「売れるようになったけど、全然儲からない」
「競合が増えてきて、価格競争が激しい」
「せっかく売れたモノがすぐマネされる」
「巨大ECサイトの台頭や大手メーカーの参入で、中小企業では太刀打ちできない」
「リアルとネットの融合って、どう考えたらいいのだろう」などなど、
この本を手に取ってくださった方の問題意識はこんなふうに多岐にわたっていると思います。

ビジネスの世界が「VUCA(プーカ)」になったといわれるようになって数年が経ちます。すなわち、変化に富んでいて(Volatility)、確実な正解がなくて(Uncertainty)、複雑にからみ合っていて(Complexity)、見通しが曖昧(Ambiguity)になってきていると。
私が身を置くECビジネスの世界は、1990年代の黎明期からずっとVUCAです。しかも変化のスピードが急激なので、3年前にうまくいっていたやり方が賞味期限切れでまったく通用しなくなる、というのはふつうのことです。
私はそんなECの世界で、20年間にわたって数万店舗のネットショップを見続け、直接または間接的に支援してきました。いろんな成功事例・失敗事例があります。数字が伸びて成功だと思っていたことが、のちに「あれが失敗の元だった」という評価に変わるようなシーンも少なからず見てきました。

一方で、長く見てきたからこそわかる「20年間ずっと変わらないこと」もあります。
「ここを誤解していると次へ進めない」という落とし穴の数々。そして、楽しそうに仕事をしている人たち(かつて落とし穴に落ち、気づきを得て、自らを変化させてきた人たち)が口を揃えて言う「商売の本質」や「あり方」です。

この本は、まんがのストーリーの力を最大限に活かして、ECビジネスを考えるにあたって大切になる本質的な視点を、できる限りわかりやすく凝縮しようという試みです。

というわけで、本書はこんな方にならお役に立てるはずです。
・落とし穴(よくある誤解)を知っておきたい
・考え方のよりどころとなるフレームワークを知りたい
・消耗戦を抜け出すヒントを得たい
・実店舗の商売で培った経験をECに活かすヒントを得たい
・新人に「ウチの店もこういう経緯で今があるんだよ」と共有する機会をつくりたい
・仕事が楽しくなるヒントを得たい

ハナシが長くなってしまいました。それでは、まんがの続きをどうぞ!

高田 千種 , 仲山 進也 (著)
出版社 : 小学館 (2019/11/20) 、出典:出版社HP

ECサイト[新]売上アップの鉄則119 オムニチャネル時代の集客から接客まで (WEB PROFESSIONAL)

ECサイト運営のノウハウを解説

本書は、7000社以上の支援実績を持つECマーケティング企業が執筆した、ECサイト運営の解説本です。事実や過去のデータ、実績に基づいた119のノウハウを掲載しています。ECに参入したが売上が伸び悩んでいる担当者、これから本格的に事業を拡大したいと考えているオーナーなど、すべてのECサイト関係者におすすめです。

株式会社いつも. (著)
出版社 : KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2015/7/29) 、出典:出版社HP

はじめに

本書は、ネット通販に関わる人だけでなく、物販に関わるすべての方に、いま、知っておいてほしいEコマースの鉄則をまとめたものです。

では、なぜ、物販に関わるすべての方に、知っておいてほしいのか?

それは、これからの時代、「ネット通販で売れる方法はよくわかりません……」と言うことは、「私はモノを販売する方法の半分を知りません」と公言していることに等しくなるからです。

日本の小売販売がここ20年伸び悩む中で、EC市場はすでに10兆円規模になり、2桁成長が続いています。2020年には、現在のおよそ倍の20兆円規模になるとの予測もあり、さらにネットとリアル店舗が影響して販売につながるいわゆる「オムニチャネル市場」として推計される40兆円を加えると、小売販売の半分を占める状況になります。

唯一と言ってもいい成長市場であるECにおいて、「売り方」「売れるための方法」を知らないということは、日々の販売活動において大きなマイナスになることは間違いありません。
かといって、いまからECに関わる基礎をしっかり勉強して、さらに長年かけて成功や失敗を繰り返しながら「売上をアップさせる方法」を1つずつ習得していくことは、現実的ではないでしょう。

本書はそのような背景を踏まえ、7000社を超えるECサイトを支援する中で、繁盛店と一緒に試行錯誤を重ねながら編み出してきた「売れる方法」「売上につながっている秘訣」を、いつもなりに多くのショップで活用できるように整理し、「5年後も使える鉄則」としてまとめました。

EC事業を伸ばしていく中で、何をしなければいけないのかという「戦略」から、ECで効率よく売るための「品ぞろえ」、日々の営業活動の中で必要な「ページ(売り場)作り」「お客さまの集め方(集客)」「サービス訴求(接客)」まで、具体的に何をすればいいのか?スグに売上を伸ばすにはどうすればいいのか?
をまとめました。

さらに、昨今の売上アップに必須とされている「スマートフォン対応」「オムニチャネル対応」「EC物流」「システム選定」にも触れ、多くのお客さまが商品を購入して手に入れる過程で外せないポイントを最新の鉄則として公開しています。

本書を、店頭販売とネット販売の垣根がなくなる中で、「店舗の売上の伸び悩んだとき」「ECでもっと売上を伸ばしたいとき」「会社としてECを本気で取り組むとき」など、さまざまな場面で役立つ「バイブル」として机の片隅に置いていただき、つど手にとってご愛読いただければ幸いです。

株式会社いつも.

株式会社いつも. (著)
出版社 : KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2015/7/29) 、出典:出版社HP

目次

第1章 売上アップに取り組むための「戦略・計画」の14鉄則
001 商売繁盛の基本はECでも「立地」 「集客」よりも「品ぞろえ」を重視する
002 オムニチャネルはEC専業店に不利 生き残る道はモール多店舗化
003 広告の集客だけではもう売れない Googleとソーシャル対応を急げ
004 売上アップの基本は6ステップ 手を抜かず地道に繰り返す
005 手詰まりになったら基本に戻る 商材×単価の4パターンで再検討
006 店舗の成長は市場規模で決まる レビュー数でわかるカンタン判別法
007 ネット通販の地元は日本全国 コタツもおせちも8月に売る
008 手抜きスマホサイトは見破られる PCサイトより本気で売り込め
009 ネット店舗の改善は「数」より「率」 4つの指標と基本の改善策
010 無難は閉店への第一歩 100人に1人に好かれる店作り
011 AmazonもYahoo!もポンパレも 楽天の「次」ではなく「同時」に攻める
012 月商100万円からの3ステージで 楽天は月商1000万円を狙える
013 中小ECは高付加価値品で勝負 キーワードは「ファン作り」
014 次の一手は米国ECサイトから 店長の勉強がライバルを出し抜く

第2章 ライバルに負けない店を作る「品ぞろえ」の11鉄則
015 Amazonの勝ち方は応用できる 「量×数×幅」でお客を逃がさない
016 品ぞろえで勝てないときは 勝てるまでカテゴリーを絞り込む
017 ソファを売るなら座椅子を売れ 本命商品は後で買ってもらう
018 予算感を決める「片手の法則」 お客の心理で品ぞろえする
019 「価格帯×カテゴリー調査」で 絶対勝てる品ぞろえを洗い出す
020 「松竹梅の法則」を使って プレミアムゾーンで勝ち逃げる
021 中小サイトに向くニッチ商材 用途・地区・年齢でニーズを深掘り
022 モールではとにかく商品登録 売れ筋はお客さまが教えてくれる
023 モールでは「URL育成」を目指す 売れ筋商品の寿命を伸ばせ
024 「均一」「福袋」「セット品」で レビューと売上実績を積み上げる
025 売上低迷期に入ったら 「月に100個売れる商品」を作る

第3章 繁盛店はこうして作る「売り場」の41鉄則に
026 売れ行きは「伝え方」「見せ方」が9割 売り場作りの基本はこれだ
027 商品が増えても専門店にしない 楽天は店舗内で「専門店風」に
028 トップページは自分語りの場 店の長所を徹底的にアピールする
029 おじいさん、おばあさんが知っている! 売れる店のヒントはシニアにある
030 メニューの並び順は検索される順 ナビゲーションは3カ月で見直す
031 ショップ名で格好つけない! 覚えやすく記憶に残るが勝ち
032 本店のサイト名には 「公式」「本店」「専門」を必ず使う
033 来訪してすぐの離脱は ページ最後の「ラストビュー」で防ぐ
034 1000アイテムを超えたら 特集ページで回遊する仕掛けを作る
035 モールの「優良見込み客」が カテゴリーページにいる理由と対策
036 ひたすら改善を繰り返すいので 売れる商品ページの4ステップ
037 「あきれるほど長いページ」で 訪問客を買う気にさせる
038 全部実践できている? 買いたくなる商品ページの6要素
039 普通の商品にも魅力はある連続「イイトコ探し」で熱狂させろ
040 3万円÷365=83円 高額商品は「1日当たり」で見せる
041 デザインで重視すべきは カッコイイより「売れている感」
042 派手でもなく地味でもなく 繁盛店に3色、2フォントの原則
043 イラスト、手書き、マンガでの ほかにはない魅力を生みだす
044 キャッチコピーで妥協しない 狙いに「刺さる」ように作り込む
045 ファーストビューは第一印象で勝負 「瞬間」「使用中」「使用後」を撮る
046 商品撮影は目標1枚5分 効率重視で仕上がりは80点でOK
047 フリー素材は無個性の元 素人写真がお店の特徴を作る
048 スマホでのカンタン撮影でも十分 動画で購入率は2倍にできる
049 飽きっぽいスマホユーザー向けに 30秒動画で商品の魅力を伝える
050 食品サイトは写真が命 肉汁、湯気、アップで食欲をそそる
051 アパレルは「写真の数」が決め手に 着用感や質感を徹底的に紹介する
052 家具・インテリア商品は ベテラン店員のように詳しく説明
053 Amazonでも買える型番商品は 保証とオマケで差別化する
054 アウトレット、ワケあり、送料無料 誰もがよいモノを「安く」買いたい
055 ECのセールは在庫処分ではない 「欠品体験」はお客を失望させる
056 「全部やってみた、でも売れない」は サイトの信用力不足を疑え
057 お客さまの声は最良のコンテンツ 「特典」「お手本」で書き込みを促す
058 高額商品は不安の解消から 資料、サンプルはとことん工夫する
059 支払い直前の「カゴ落ち」は トップページで改善できる
060 入力フォームはお客さま視点で 極限までストレスを軽減する
061 低機能な検索機能はイライラの元 ケチらずリッチに大手並みを目指せ
062 「PCを知らない世代」も登場 スマホ対応は最優先で取り組む
063 スマホサイトのトップページは「押せる」「進める」「戻れる」が必須
064 スマホサイトは「たくさんの写真」 「動画」でビジュアル訴求する
065 楽天スマホサイトは GOLDよりRMSがおすすめ
066 楽天の売れる縦長ページを スマホサイトでも再現する

第4章 あらゆる手段でお客さまを呼び込む「集客」の19鉄則
067 もう検索エンジンだけに頼れない 中小サイトは分散化で生き残れ
068 ECのネット広告は 「CPO」を決めて大胆に攻める
069 開店直後のプロモーション施策は リスティング広告だけでいい
070 リスティング広告は運用がキモ 自分でやらず「ECのプロ」に任せる
071 来店客はバナーで追いかける 「リマーケティング広告」は活用必須
072 反応に大きく差が出るバナー広告 3パターンのデザインで効果を見る
073 売れる「ランディングページ」は 広告と内容が一致している
074 起承転結のストーリーで 初めてのお客さまを納得させる
075 怪しげなSEOテクニックは終焉 課題解決コンテンツを増やせ
076 「鍋ぶた型」は 検索エンジンに優しいサイト
077 「コンテンツマーケティング」で 優良な見込み客を育成する
078 SEOはGoogle対策だけではない 楽天、Amazon対策で売上アップ
079 いまでも有効なアフィリエイト 他で拾えない新規顧客を開拓する
080 楽天に出店するなら年14回の 「お祭り」に参加しないと意味がない
081 楽天スーパーセールは「半額サーチ」で大きく稼ぐ
082 @cosme、価格.comで 上質な優良客を呼び込む
083 Facebookではモノを売らない VIPルームで上得意客を育てる
084 アパレルとの相性抜群 Instagramで若い女性にアピール
085 20~30代のスマホユーザーは Twitter広告で狙い撃ち

第5章 “おもてなし”が店をさらに強くする「接客」の16鉄則
086 中小ECはおもてなしで生き残れ 大手にできない率直さで勝負
087 購入前の不安解消に効果大 電話窓口の設置で購入率をアップ
088 電話対応には「声美人」が適任 アップセル/クロスセルを導け
089 3つの指標を見るだけで リピーターは育成できる
090 最終ゴールの商品を決めて リピート購入の「シナリオ」を作る
091 メルマガはまだまだ有効売上の15%を目標に最適化せよ
092 RFM分析と5つの「率」で メルマガの効果を最大化する
093 メルマガを読むのは朝?昼?晩? 配信時間と件名で開封率を上げる
094 売れるメルマガは4パターン 反響から自社のスタイルを見つける
095 リピート促進にメルマガより効く 「ステップメール」でお客に寄り添う
096 売れない時期には 過剰サービスでお店のファン作り
097 100%返品保証は自信の表れ 制限付きでもとにかく始める
098 集客にも売上にも効果絶大 レビューの書込率を20倍にする方法
099 教材代わりの同梱物で お客とお店は「生徒と先生」になる
100 40代以上を狙い撃ち 捨てられない小冊子を届ける
101 収益アップに「優しい」定期購入 「いきなり定期」も効果がある

第6章 成長のための改善サイクル「分析・体制」の11鉄則
102 Googleアナリティクス導入で 最初に絶対するべき3つの設定
103 アナリティクスでPVは見ない ECでは5つの指標に取り組む
104 売れている理由は7パターン アナリティクスで把握して強くする
105 商品別4タイプで定点観測 売上ダウンでも慌てない
106 商品ページごとの顧客属性を楽天のアクセス解析で読み解く
107 ライバル店で買い物していますか? 定期的な「購入体験」で弱点を知る
108 上位表示×訪問数×購入数で モールページを徹底的に磨き込め
109 物流の外部委託は事業拡大のキモ 「4つのポイント」で業者を選ぶ
110 ショッピングカートは利用料で選ぶな 「乗り換えやすさ」も視野に入れる
111 ECの責任者は生え抜きが一番 「番頭さん」を育てるべし
112 ECにも小売の現場にも詳しい 「ハイブリッド人材」で競争を乗り切れ

第7章 次の成長市場で生き残る「オムニチャネル」の7鉄則
113 オムニチャネルの本質は システムよりも「感動体験」にあり
114 大手のオムニチャネル化が加速 中小は「選ばれる理由」作りが急務
115 オムニのKPIは「顧客満足度」 リアルとECのいいとこ取りを目指す
116 EC専業店の弱点を克服するには 低コストなショールームを作る
117 宅配・コンビニだけじゃない 「自宅外受取」の拡充に取り組め
118 オムニチャネル化に乗らず BtoBに活路を求める
119 フルフィルメントの活用で 「情報」と「モノ」を一致させる

COLUMN
次の成長分野は「越境EC」にあり
1日で最高1兆円を売り上げる中国巨大モール事情
中国越境EC進出で寄せられるよくある5つの質問
失敗しない中国越境ECの始め方
大手が取り組むスマホ専用アプリでの囲い込み
Google Search Consolelct忘れずに登録しよう

<本書の見方>
1テーマあたり2ページ・1見開きを基本に、ECサイトの売上アップにつながる「鉄則」をテキストとビジュアルで説明しています。

株式会社いつも. (著)
出版社 : KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2015/7/29) 、出典:出版社HP

EC戦略ナビ ~成長市場の「いま」と「これから」がわかる!

EC業界の「いま」を知る

本書は、動きの激しいEC業界の「いま」において取るべき施策、戦略は何か、それを実行していくための材料を提示し、解説を行っています。アジアや欧米圏の各国の取り組みを実体験に基づいてレポートしており、現場目線でのレポートが充実している点が特徴です。EC業界の現在を知るためにおすすめの一冊です。

株式会社いつも. (著)
出版社 : マイナビ出版 (2018/10/19) 、出典:出版社HP

株式会社いつも.

Eコマースビジネスに特化し、国内最多クラス8900社超の支援実績を持つECコンサルティング&実務支援企業。国内ECおよびアメリカ・中国・ASEANの海外ECに対して、クライアント各社の戦略立案やECサイト運営の実務サポートを行う。主な業務として、売上改善コンサルティングからサイト構築、デザイン、プロモーション、サイト運用、フルフィルメント、ロジスティクス、EC通信講座までECに関わるすべてのサービスを「End to End」で提供している。
世界最大のECカンファレンス「RetailX」「IRCE」日本代表パートナー、AmazonグローバルセリングAdvertising Optimization providers企業としても活動し、日本企業のグローバル化のサポートも強化している。
著書に、『ECサイト[新]売上アップの鉄則119』(KADOKAWA)、『先輩がやさしく教えるEC担当者の知識と実務』(翔泳社)がある。

公式HP
https://itsumo365.co.jp/

株式会社いつも. (著)
出版社 : マイナビ出版 (2018/10/19) 、出典:出版社HP

はじめに

本書は、EC業界を知っておきたい方、EC事業に本格参入する方、既存のEC事業を加速させたい方向けに、著者である株式会社いつも、が「ECのゲンバ」目線で原稿の執筆および監修をしました。

EC事業に「戦略」と「ロードマップ」を

物販のEC市場は10兆円規模となり、百貨店市場を追い抜きコンビニと並ぶ規模になっています。日本国内の小売市場がここ20年間伸びない中で、ECチャネルは新規顧客の接点の場として、小売企業はもちろんメーカーや卸企業、海外企業など国内外ほぼすべての企業が注目をしている業界です。
そのEC市場に参入し、成長を実現するためには
「戦略」と「ロードマップ」
が必須です。
また、精度の高い「戦略」を立てるためには
日本・世界の動向、EC業界の動向、モデル企業の動向
が必要です。これらの3つの動向をベースに、チャネル戦略、売上目標、投資計画、スケジュール、体制などの「戦略」を決めます。
その次に「戦略」を実現するために必要な「ロードマップ」を作ります。
ロードマップは、参入成長ステージを
「スタートアップ期」「アクセラレーション期」「転換期」
の3つに分けて、それぞれのタイミングで必要となる取り組むべきテーマと業界サービスを紹介しています。

「実体験」に基づいたレポート

本書のもう一つの特徴は、EC業界において実際の業務に関わる当社のメンバーが、
「行ってみる」「使ってみる」「買ってみる」
にこだわってレポートをし、コメントを多数織り込んでいることです。例えば、ECの近未来やグローバル化の可能性を確認するため、実際にアメリカ・中国・台湾・ロシアなどを訪問しています。他にも、成長モールの楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングなどでサイト運営を行いながら売上改善ノウハウを実証したり、業界で有名な企業の商品を実際に購入してみるなど、「自分たちで実際にやってみる」を行いました。
表面的な紹介に留まらない、ゲンパ目線での充実したレポートになったと考えています。

EC業界の「いま」を知って、「これから」を決める「ナビゲーション」としてお役立ていただければ幸いです。
なお、本書籍内にあります「EC業界サービスマップ」は、EC業界動向やデータ収集・発信で実績が豊富な日本ネット経済新聞(株式会社日本流通産業新聞社)様とeccLab(エンパワーショップ株式会社)様が作成した、楽界最多の600超掲載の業界サービスマップとなります。このマップの中から、優良かつ実績が多いサービスを選定し、紹介しております。併せてご活用ください。

2018年10月
株式会社いつも.

■本書のサポートサイト

本書の補足情報、訂正情報などを掲載します。適宜ご参照ください。
http://book.mynavi.jp/supportsite/detail/9784839965334.html

●本書は2018年9月段階での情報に基づいて執筆されています。本書に登場する各種データ、固有名詞、URL、Webサイトのデザイン、製品やサービスの内容、ソフトウェアのバージョンや画面、機能、スペックなどの情報は、すべてその原稿執筆時点でのものです。
執筆以降に変更されている可能性がありますので、ご了承ください。
●本書に記載された内容は、情報の提供のみを目的としております。したがって、本書を用いての運用はすべてお客様自身の責任と判断において行ってください。
●本書ではEC業界やEC関連サービスを紹介、解説するために、各種データや実在のサービス、Webサイト、企業名を適宜参照、引用させていただいています。
これらはあくまで本書の解説の必要性から、参照・引用しているものです。
●本書の制作にあたっては正確な記述につとめましたが、著者や出版社のいずれも、本書の内容に関してなんらかの保証をするものではなく、内容に関するいかなる運用結果についてもいっさいの責任を負いません。あらかじめご了承ください。
●本書中に登場する会社名や商品名、サービス名等は、すべて該当する各社の商標または登録商標です。本書中では™および®マークは省略させていただいております。

株式会社いつも. (著)
出版社 : マイナビ出版 (2018/10/19) 、出典:出版社HP

contents

Introduction
ECのゲンバ最前線レポート:ECトレンド動向を押さえる!
【日本編】2020年にかけてEC史上最大の地殻変動が起こる
【アメリカ編】日本のEコマースの近未来予測に役立つアメリカ
【中国編】ここ1年の進化が驚異的 アプリとIoTビジネスで世界最先端を行く中国
【台湾編】日本流の「単品リピートモデル」で本格参入が相次ぐ
【ベトナム編】ASEANで若年層が多く、成長市場として注目度が高い
【ロシア編】成長余地があるブルーオーシャン市場として日本から越境ECが活発化する可能性
【ECバックヤード編】配送費値上げ時代の「ECバックヤード自動化」の動き

Chapter1
状況を把握しよう!EC業界解説&売上ランキング
●EC業界解説
【日本編】物販ECは7%増の8.6兆円 安定成長が続く国内EC市場
【世界編】世界のEC市場規模は250兆円、2021年には530兆円の見通し
【アメリカ編】世界2位のEC大国 Amazonは市場シェア4割超えへ
【中国】年間100兆円の巨大市場 TmallとJD.comでシェア8割
【台湾・ASEAN編】年15%以上の成長続く台湾。市場規模は5年で2倍の成長続く東南アジア
●ネット通販売上高ランキング
総合ランキング(1位~100位)
商品カテゴリー別ランキング
ファッション
化粧品
健康食品
食品
●EC業界を知るための統計・調査データ

Chapter2
売上アップ戦略を実現する!業界サービスマップ
【図解】いつも.式 EC事業参入・加速・成長ロードマップ
「いつも.式EC事業参入・加速・成長ロードマップ」の活用ポイント
戦略・戦術立案シート&事業収支シミュレーション
【図解】いつも.式 EC戦略ナビマップ

国内EC業界サービスマップⒶサイト構築
A-1 パッケージ・クラウド
A-2 ASPカートシステム
A-3 定期購入・リピートカート
A-4 越境カート
A-5 BtoBカート
国内EC業界サービスマップⒷ集客
B-1 リスティング広告
B-2 モール広告
B-3 動画広告/ソーシャル広告
B-4 広告分析
B-5 アフィリエイト
B-6 広告代理店(WEB・EC特化型)
B-7 インフルエンサーマーケティング
B-8 SEO
国内EC業界サービスマップⒸ転換率向上
C-1 ページ分析
C-2 ウェブ接客・レコメンド・チャット
C-3 サイト内検索
C-4 EFO
国内EC業界サービスマップⒹリピート
D-1 CRM
D-2 メールマーケティング
国内EC業界サービスマップⒺ運営業務・決済
E-1 受注・在庫管理
E-2 後払い決済
E-3 ID決済
国内EC業界サービスマップⒻコンサルティング・運営委託
F-1 コンサルティング(総合・運営委託型)
F-2 コンサルティング(テーマ特化型)
F-3 コンタクトセンター
国内EC業界サービスマップⒼEC物流サービス
G-1 倉庫管理システム(WMS)
G-2 倉庫・物流代行(EC特化・EC専門物流)
G-3 倉庫・物流代行(総合フルフィル型)
G-4 倉庫・物流代行(売上・利益改善型)
G-5 配送サービス(宅配便)
G-6 配送サービス(ポスト投函)
国内EC業界サービスマップⒽ海外
H-1 運営代行・販売代行
H-2 代理購入・海外転送サービス

Chapter3
EC加速・成長のカギを探る!主要サイトの仕掛け解読
●インテリア雑貨を買ってみた
●アパレルを買ってみた
●化粧品メーカーで買ってみた
●食品ギフトを買ってみた
●健康食品を買ってみた
●サブスクリプションを買ってみた

Chapter4
ECのゲンバで役立つ!商材別売上アップのコツ
【食品】肉・加工品、魚・加工品
【食品】和菓子、スイーツ
【ドリンク】お茶、お酒
【ファッション・雑貨】レディースアパレル、メンズアパレル
【ファッション・雑貨】シューズ、バッグ
【ファッション・雑貨】下着、アクセサリー
【家具・インテリア】布団、収納家具
【家具・インテリア】カーペット・カーテン、オフィス家具
【美容・健康】コスメ(化粧品)、健康食品
【スポーツ・アウトドア】スポーツ・アウトドア
【ベビー・キッズ】ベビー・キッズ
【ペット】ペット
【花・観葉植物】花・観葉植物
【DIY】DIY
【車・バイク】車・バイク

Appendix
EC業界の人なら参考にしたいサイト30
EC業界の人も参考にするチェックしておきたいショップ30
ECのゲンバで使われるトレンドキーワード
ECトレンドクイズ50問

株式会社いつも. (著)
出版社 : マイナビ出版 (2018/10/19) 、出典:出版社HP