先輩がやさしく教えるEC担当者の知識と実務

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EC業界の全貌がよくわかる

とても分かりやすい入門書です。図やカラーでポイントが解説されていて、タイトルの通り、EC担当者に必要な知識が分かりやすく一冊にまとめられています。有名なECモールの特徴や戦略の立て方について、簡潔ながら触れられているのも、初心者にはありがたいです。

株式会社いつも. (著)
出版社 : 翔泳社 (2017/12/5)、出典:出版社HP

はじめに

【本書を活用いただきたい方】
・上司や先輩が忙しく、気軽に質問できない人
・いきなり店長を任せられた人
・他部署からEC事業部に異動してきた人
・他業界からEC業界へ転職してきた人
・ECの幅広い知識を知っておきたい人

【本書を活用いただきたい理由】
日本の小売販売は、全体的にここ20年以上伸び悩んでいるのが現状です。こうした大状況に反して、成長を続ける数少ない市場のひとつとして注目が集まっているのが、ネット通販(EC)です。

本書でも紹介していますが、ECの市場は今後もますます拡大していくことが予想されます。そうした中で、多くの企業がEC事業へ投資を増やし、人材の増強も行っています。

しかしながら、EC業界の現場では、猛烈なスピードでノウハウが進化しながら競合もドンドンと増える中で、最新のノウハウや幅広い知識を持った上司や先輩社員は、商品開発、イベント準備、運営管理など日々の業務への対応が優先される傾向にあり、実際のEC担当者として店長業務などを行うような、事業部の若手人材に対して教育する時間がとれていないのが実態となっています。

さらに、ECはまだまだ新興市場であり、そもそも「EC事業部」というような部署がない企業があったり、あったとしても歴史の浅いところが多いのが現状です。

こうした、日々のEC業務に必要となる考え方や、今後ますます重要性を増すであろうスマホへの対応、三大モール(楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピング)を筆頭に存在感を増すモールなどでの実践的なノウハウなどを教育する仕組みが整っていないということにより、「幅広い知識を持って活躍できる人材」が育つ土壌がEC業界にはなかなかできていません。

そこで今回、EC業界において国内トップクラスである8500社超の支援実績を持つ当社の知識と実戦的なノウハウをベースに、EC担当者として最低限知っておくべきテーマを厳選してまとめてみました。

具体的な内容としては、EC業界の歴史、ECサイトの種類、スマホを中心とした「売り方」の基礎知識、そして自社ECサイト、楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングなどのモール施策に加え、これからますます重要性を増すバックヤード業務までを網羅しています。

【拾い読みでもOK】
もしかしたら、みなさんの現在の業務に直接関係がないテーマや、多少難しい内容も含まれている可能性もあります。その場合には、飛ばし読みしても問題ありません。最初から最後まで通して読んでほしいのはもちろんですが、日々の業務を行う中で「あれ、これはどうするんだったっけ?」と思った事柄を拾い読みいただくのもいいかと思います。

成長市場として注目が集まるEC業界において、活躍の幅を広げるための一助になれば幸いです。

株式会社いつも.

株式会社いつも. (著)
出版社 : 翔泳社 (2017/12/5)、出典:出版社HP

Contents目次

第1部 基礎知識編

Chapter1 そもそもECって何?
01 EC業界って急成長しているの?
02 ECサイトにはどんな種類があるの?
03 EC業界の歴史を見てみよう
04 EC業界の傾向を見てみよう
05 ECモールと自社ECの違いはどこ?
06 ECと実店舗の「強み・弱み」を知ろう
07 押さえておくべき3つのポイント
08 多店舗運営が重要な理由
Column 知っておくべき商品ジャンル別の売り方【アパレル商品】編

Chapter2 EC担当者として知っておくべきこと
01 EC担当者の業務を知ろう
02 「買う」側と「売る」側の価値観の違いを知ろう
03 ECサイトでやるべきことのサイクルを知ろう
04 ECサイトの基本的な管理画面構成
05 EC業務の全体像を知ろう
06 商品写真の3つのポイント
07 トップページに必要な要素を知ろう(スマホ編)
08 トップページに必要な要素を知ろう(PC編)
09 広告はサムネイルを中心に考える
10 効果測定の公式を知ろう
11 成約までの流れを知ろう
12 受注から出荷までの流れ
13 重要性を増す倉庫業務のアレコレ
Column 知っておくべき商品ジャンル別の売り方【コスメ・化粧品】編

Chapter3 「売る」ために必要なアレコレ
01 売上への影響が強いものの順番を知ろう
02 「売れる」タイミングはどんなとき?
03 商品ジャンルの4パターンを知ろう
04 「売れる」ページ作りのコツ(スマホ編)
05 「売れる」ページ作りのコツ(PC編)
06 売上分析するために知っておくべきこと
07 スマホユーザーをガッチリつかむために知るべきこと
08 検索流入から売上につなげるために
09 ライバル店を調査する際のポイント
10 自店のファンを増やすにはどうすればいい?
11 売上が伸びやすい運営体制を知ろう
12 売上に直結するSNSの活用法
Column 知っておくべき商品ジャンル別の売り方【インテリア】編

Chapter4 自社ECの基本
01 自社ECの役割って何?
02 サイト構築の流れを知りたい
03 サイト構築システムの種類を知りたい
04 サイト運営に役立つ様々なツール
05 自社ECのビジネスモデルを知りたい
06 自社ECへ集客するための考え方
07 自社ECの一大モデル「リピート通販」の考え方
08 高単価商品を売るためのポイント
09 B to BのECサイトって何?
10 自社ECにおける分析の方法
Column 知っておくべき商品ジャンル別の売り方【家具】編

Chapter5 ECモールの基本
01 各モールの特徴を知ろう
02 主要モールへの出店にかかる費用を知ろう
03 楽天市場の成長過程と今後の見通し
04 楽天市場が成長を続ける理由
05 Amazonの成長過程と今後の見通し
06 Amazonで売上を伸ばすためのポイント
07 Yahoo!ショッピングの成長過程と今後の見通し
08 Yahoo!ショッピングで売上を伸ばすためのポイント
09 三大モール以外に注目すべき急成長モール
10 越境ECのポイント①中国編
11 越境ECのポイント②台湾編
12 越境ECのポイント③アメリカ編
Column 知っておくべき商品ジャンル別の売り方【ペット・植物】編

第2部 チャネル別施策編

Chapter6 自社ECの傾向と対策
01 [商品] 基本的な商品作りのポイント
02 [集客] 自社ECの主な集客ルートを知ろう
03 [集客] SNS広告は認知度拡大を狙う
04 [ページ作り] 信頼してもらえるランディングページの考え方
05 [ページ作り] 購入を引き寄せるコンテンツ作りのコツ
06 [ページ作り] リピート・ファンを増やすページ作りのコツ
07 [ページ作り] 情報を発信することの重要性
08 [ページ作り] 実店舗同様の接客を行う
09 [広告] 多種多様な広告手法
10 [リピート施策] リピーター獲得にまだまだ有効なメルマガの活用
11 [リピート施策] DM、カタログを活用するコツ
12 [分析] スマホ/PC別!重視すべき分析ポイント
13 [分析] リピート顧客育成のための分析法「RFM分析」
Column 知っておくべき商品ジャンル別の売り方【スポーツ・アウトドア・DIY】編

Chapter7 楽天市場の傾向と対策
01 [商品] 集客商品を作り込むべき理由
02 [商品] ギフト、イベントに対応した商品作りのコツ
03 [集客] 検索で上位表示されるための基本方策
04 [集客] 楽天市場ならではの集客ルートを知ろう
05 [ページ作り] 楽天市場におけるページ作りの基本
06 [ページ作り] 楽天市場で売れる商品写真の加工ポイント
07 [ページ作り] 1ページでも多く回遊してもらうためのポイント
08 [ページ作り] 高単価商品も販売できるページ作りのコツ
09 [広告] 安定して集客するための広告活用法
10 [イベント] イベント時に考えておくべきこと
11 [分析] 楽天市場ならではの分析データと活用ポイント
Column 知っておくべき商品ジャンル別の売り方【下着・アクセサリー】編

Chapter8 Amazonの傾向と対策
01 [店舗運営] 配送スピードが優位性を生む
02 [ページ作り] 商品ページで気をつけるべきこと
03 [ページ作り] 「信頼性」の構築の重要性
04 [ページ作り] ベンダーセントラルで提供される様々なメリット
05 [広告] スポンサープロダクト広告の活用ポイント
06 [分析] Amazonならではのデータ分析ポイント
Column 知っておくべき商品ジャンル別の売り方【食品】編(その1)

Chapter9 Yahoo!ショッピングの傾向と対策
01 [集客] Yahoo!ショッピングならではの集客ルートを知ろう
02 [集客] 競合がひしめく中で活用したい広告
03 [ページ作り] ページの構造と客層を理解しよう
04 [ページ作り] スマホページの工夫ポイントを知ろう
05 [リピート施策] プレミアム会員に訴求するツール「アールエイト」
Column 知っておくべき商品ジャンル別の売り方【食品】編(その2)

Chapter10 より頼られる担当者になるために
01 運営を効率化する多店舗運営ツール
02 フルフィルメント業者を選定する際のポイント
03 バックヤード業務を改善するポイント
04 事業拡大した際の理想的な組織モデル
05 早く成長して先輩に評価されるためのコツ
Column 知っておくべき商品ジャンル別の売り方【飲料】編

株式会社いつも. (著)
出版社 : 翔泳社 (2017/12/5)、出典:出版社HP

本書内容に関するお問い合わせについて

このたびは翔泳社の書籍をお買い上げいただき、誠にありがとうございます。弊社では、読者の皆様からのお問い合わせに適切に対応させていただくため、以下のガイドラインへのご協力をお願い致しております。下記項目をお読みいただき、手順に従ってお問い合わせください。

●ご質問される前に
弊社Webサイトの「正誤表」をご参照ください。これまでに判明した正誤や追加情報を掲載しています。
正誤表 https://www.shoeisha.co.jp/book/errata/

●ご質問方法
弊社Webサイトの「刊行物Q&A」をご利用ください。
刊行物Q&A https://www.shoeisha.co.jp/book/qa/
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電話でのご質問は、お受けしておりません。

●回答について
回答は、ご質問いただいた手段によってご返事申し上げます。ご質問の内容によっては、回答に数日ないしはそれ以上の期間を要する場合があります。

●ご質問に際してのご注意
本書の対象を越えるもの、記述個所を特定されないもの、また読者固有の環境に起因するご質問等にはお答えできませんので、予めご了承ください。

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送付先住所 〒160-0006東京都新宿区舟町5
FAX番号03-5362-3818
宛先 (株)翔泳社愛読者サービスセンター

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※本書に掲載されているサンプルプログラムやスクリプト、および実行結果を記した画面イメージなどは、特定の設定に基づいた環境にて再現される一例です。
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株式会社いつも. (著)
出版社 : 翔泳社 (2017/12/5)、出典:出版社HP