ページコンテンツ
【最新 – 妖怪について学ぶためのおすすめ本 – 初心者から学問として学びたい方まで】も確認する
大ボリュームの妖怪大辞典
本書は、全国各地で語り継がれてきた妖怪の特徴、言い伝え、出没地域、参考文献などを網羅的に収めた妖怪辞典です。総項目数1602、水木しげる氏の妖怪画357点を収録している大ボリュームだけでなく、詳細な説明、細かい出典など、その情報量の多さも特徴的です。コンパクトサイズで読みやすいため、妖怪について本格的に学びたい人はぜひ手にしたい一冊です。
日本妖怪大事典
改訂携带版
日本妖怪大事典
水木しげる=画
村上健司=編著
角川文庫
19075
協力 水木プロダクション
編集協力 フォルスタッフ
(梅沢一孔・今村恵子)
凡例
●この事典は日本の文献(民俗資料、怪談集、随筆、その他)に見える妖怪を50音順に並べ、極力原典を元にした解説を付したものである。固有名詞のあるものが中心だが、名前がないものについては、千葉幹夫氏の『全国妖怪事典』にならい、「○○ノカイ」というように統一させた。また、「目だらけの化け物」のような説明的な名称も、便宜上固有名詞として扱った。
●資料はでき得る限り原典に拠ったが、入手困難なものについては二次資料を使用した。
●水木しげるの妖怪画は原則としてその妖怪の解説文の前後、もしくは解説文中に置いた。また、妖怪画の妖怪名について、水木しげるの妖怪名と解説文の妖怪名が異なる場合は、「水木しげるの妖怪名(解説文の妖怪名)」とした。
●文中の古い地名は、原則的に底本となる『日本妖怪大事典』発行当時(平成17年7月)の地名をカッコ内に示した。不明のものについては、資料にあるとおりの地名を載せた。
●参考資料は妖怪項目ごとに記した。書籍は『 』、雑誌に掲載された論文などは「 」を用い、引用した部分は【 】で示した。参考資料の掲載順については、とくに意味を持たせてはいない。
●引用文、解説文のなかには、現代の観点から見て、人間を不当に差別したり、好ましからざる表現もあるが、編著者にはそのような意図はなく、原典に則ったままの表現にした。