超ヤバい経済学

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前回のフリークエコノミクス(やばい経済学)からの続編!

前回からの続編と位置づけで。本書はは、Freakonomicsと同じ革新的、先駆的な経済学の使い方をして、日常の興味深いトピックを扱っています。切り口は同じくするどく、新しい話題を楽しめます。

スティーヴン・D・レヴィット (著), スティーヴン・J・ダブナー (著), 望月 衛 (翻訳)
東洋経済新報社 (2010/9/23)、出典:出版社HP

 

 

An Explanatory Note 説明のためのノート

ついにそのときがやってきました。ざんげするときです。ぼくたち、最初の本でウソついてました。2回も。一つ目のウソは序章に出てくる。この本には「一貫したテーマなんてものはない」ってところだ。話はこんなふうだ。ぼくらの本を出した出版社の人たち――感じがよくて、頭のいい人たちだ――は、本の最初の原稿を読んで目を丸くして叫んだ。「この本には一貫したテーマがないじゃないか!」実際にその原稿は、インチキする先生だの自分のことしか考えない不動産屋さんだのママから離れられないヤクの売人だの、そんな話を脈絡もなく詰めこんだだけだった。全体を流れるステキな理論の土台があり、出てくる話がそんな土台の上に全部積み上がり、奇跡みたいにつじつまが合って、部分部分の合計よりもずっと大きい全体が完成する、そういうことにはなってなかった。

出版社の人たちがさらに目を丸くしたのは、ぼくたちがそんな寄せ集めの本のタイトルを提案したときだった : 『ヤバい経済学』だ。電話の向こうだっていうのに、手のひらでおでこを叩く音がこっちまで聞こえた。ここなアホどもが、一貫したテーマかない原稿よこしやがって、そのうえ意味もないバかみたいなでっちあげのタイトルかけさせろってか!

そうしてぼくたちは正式に宣告を受けた。最初のところで、つまり序章で、この本には一貫したテーマなんてありませんと告白しろと言われたのだ。それで、和平(と本の手付金)を失わないために、言うとおりにすることにした。でも本当は、あの本にはちゃんと一貫したテーマがあったのだ。そりゃいつもいつもはっきり見えているわけじゃなかった。ぼくたち自身にとってさえそうだった。どうしてもって言うなら、テーマは7文字に煎じ詰めることができる:人は誘因で動く。もっと長くていいならこんな感じ : 人はインセンティヴ(誘因)に反応する。ただし、思ったとおりの反応ではなかったか、一目でかかるような反応ではなかったりもする。だから、意図せざる結果の法則は宇宙で一番強力な法則の一つである。学校の先生にも 不動産屋さんにもクラックの売人にも、それに妊娠中のお母さん、相撲の力士、ベーグル屋さん、ク・クラックス・クランにだっ て、この法則は当てはまる。

一方、タイトルのほうは、まだ決着していなかった。何カ月か経ち、その間にいろんな案が出た。『反通念』(微妙)、『そう でもないかもね』(あいたたた)、『Eレイ・ヴィジョン』(聞かないでください)。で、結局、出版社のほうでも、『ヤバい経済学』ってタイトルはそんなにひどくないかもしれないってことになった。というか、もっと正確に言うと、あんまりひどいんで逆にいいかもしれないってことになった。ひょっとするともう、彼らの心が折れてしまっただけかもしれないけど。序章のタイトルは「あらゆるものの裏側」を探検するって言っている。これが2個目のウソだ。ぼくたちは、分別のある人ならそんなもん誇大広告だってわかってくれるにちがいないと思ってた。でも、文字通りの意味だと思った読者もいて、ぼくたちの本は雑多な話を集めただけでぜんぜん「あらゆるもの」じゃあないじゃないかと苦情をいただいた。そういうわけで序章のタイトルは、わざとウソついたわけじゃないけど、結局ウソになってしまった。ごめんなさい。

でも、最初の本で「あらゆるもの」を扱えなかったおかげで、それ自体が意図せざる結果を招いた。2冊目を書かないといけなくなったのだ。でもはっきり書いておこう。この2冊目と1冊目の題材を合わせても、まだ文字通りの意味で「あらゆるもの」に はなりません。

ぼくたち2人は一緒に仕事をするようになってからもう数年になる。ぼくたちの1人(作家でジャーナリストのダブナー)がもう1人(レヴィット、こっちは経済学者)のことを記事に書いたときに、共同作業は始まった。最初はちょっとギスギスしていた。まあ下品にならない程度に、だったけど。協力しあうようになったのは、やっと、本を書いたらこれだけ払うよと、結構な額の印税をご提案くださる出版社が出始めてからだった(思い出してください。人はインセンティヴに反応する、でしたね。それから、みんなそう思っちゃいないみたいだけど、経済学者もジャーナリストも人なんですよ)。印税をどう分けるか話し合ったときもそうだった。話し合いを始めたとたんに前に進まなくなった。2人とも81%で分けるべきだと言って譲らない。でも、お互い相手が的取るべきだって考えてるのがわかって、この共同作業はきっとうまく行くと思った。で、取り分は Imで手を打ち、仕事に取り掛かったのだ。1冊目を書いているとき、あんまりプレッシャーは感じなかった。読む人なんてほとんどいないだろうと本気で思ってたからだ。(レヴィットのお父さんもまったくだって言ってた。彼によると、こんなので手付金なんて受け取るのは1セントだって「破廉恥」だそうだ)。ぜんぜん期待されてなかったおかげで、ぼくたちはどんなことでもなんのことでも書こうと思うことならどうにでも書けた。そんなわけで、とても楽しめたのだった。

本がヒットしたので、ぼくたちは驚き、喜んだ。これぐらい売れると、手っ取り早く続編が出るところなんだろうけど――『パカでもわかるヤバい経済学』とか『こころのチキンスープ 愛の奇跡のヤバい経済学』とか――ぼくたちは、十分なリサーチをやって、もう書きたくて書きたくてどうしようもなくなるまで待った。そうして4年以上が経ち、ついに、余裕で1冊目よりずっといいって胸を張って言える2冊目を、ここにお届けする。もちろん、ほんとにそうかどうかを決めるのはぼくたちじゃなくて皆さんだ。なんなら、1冊目と同じぐらいひどいかどうかってことでもいい。

少なくとも、出版社の人たちはぼくたちのあくまでもひどい趣味にもうさじを投げたみたいだった。新しい本のタイトルはこれでいきましょうって言っても、もう瞬き一つしなかった。人呼んで『超ヤバい経済学』だ。
この本にちょっとでも気に入るところがあったら、そのときはぜひ、ご自分にも感謝してくださいね。人とのやりとりがこんなにも安くて簡単に行える時代に本を書けてよかったと思うことの一つは、読み手の皆さんから書き手が直接にご意見をいただけることだ。それもものすごい数の声が大音響ではっきりと届く。いい反響というのはなかなか聞けないもので、とてもとてもありがたい。ぼくたちは、書いたことについて意見をもらえただけじゃなく、次はこんなことを書いてはどうだというご提案までたくさんいただいた。eメールで考えを聞かせてくれた人の中には、ご自分の考えがこの本で使われているのに気づく人もいるだろうと思う。どうもありがとう。

『ヤバい経済学」が当たったおかげで、一つとてもおかしなオマケをもらってしまった。ありとあらゆる人の集まりに、講演をしてくれとしょっちゅう招かれるようになった。2人一緒に呼ばれることもあるし、どっちか1人のこともある。そういうところへ出かけていくと、よく「専門家」だといって紹介される。『ヤバい経済学』で専門家には気をつけたほうがいいよと書いた、まさしくその専門家にされてしまったのだ。つまり、情報の点で優位に立ち、それを利用して人を出し抜こうとするインセンティヴを持った人たちである。(そりゃもう全力で、ぼくたちが何かの専門家だなんて考えは金輪際捨ててもらおうってがんばりましたよ)。

そういう場での出会いも、それからの仕事の題材を提供してくれた。UCLAでの講演で、ぼくたちの1人(ダブナー)が、みんな自分で言うほどトイレの後に手を洗ってないって話をした。講演が終わった後、演台に1人の紳士がやってきて握手を求めてきた。泌尿器科のお医者さんだと言う。この自己紹介にはあんまり食欲が湧かなかったけど、このお医者さんはとても大きなものがかかっている場所、つまり彼の働く病院でも、みんなどれだけ手を洗わないか、それに、そんな問題を独創的なやり方でどうやって解消したか、すばらしい話を聞かせてくれた。彼の話もこの本に入っている。

それに、大昔、やはり不潔な手と戦ったもう1人のお医者さんの武勇伝も登場する。ベンチャー・キャピタルの人たち相手の別の講演で、レヴィットがスディール・ヴェンカテッシュとやっている新しい調査の話をした。『ヤバい経済学』にも登場してもらった、ヤクの売人ギャングとつるんで冒険した社会学者だ。新しい調査では、シカゴ の通りに立つ売春婦のお姉さんたちに張り付いて、彼女たちの活動を調べた。来ていたペンチャー・キャピタルの人(ジョンと呼ぶことにしよう)が、その晩遅くに1時間300ドルの売春婦(この人はアリーって名前でお仕事をしている)とデートした。アリーのアパートにやってきたジョンは、コーヒー・テーブルに『ヤバい経済学』が載っているのを見つけた。「あれ、どこで見つけたの?」とジョンは尋ねた。

アリーは、やっぱり「このお仕事」をしている友だちが送ってくれたんだと言った。 アリーの歓心を買おうと――オトコの本能というやつはどうしようもなく強力で、もうセックスすることに決まっていて、お金も払った後だというのに、それでもまだ女の人の歓心を買おうとするージョンは、ちょうど今日、その本を書いた1人の講演を聴いたんだよと話した。それだけじゃまだ偶然が十分じゃないとでもいうように、その日レヴィットは、売春の調査をしているってネタを語ったのだ。数日後、こんなeメールがレヴィットの受信箱に届いた。
あなたと私の共通の知り合いから、あなたが売春の経済学について論文を書いてるって聞きました。本当ですか? 本気でやってらっしゃる研究なのか、それとも私にそう言った人が私をかついだだけなのか、ほんとのところわからないので、ぜひお役に立てればと思っていることをお知らせしたく、とりあえずこんな形でご連絡してみました。

スティーヴン・D・レヴィット (著), スティーヴン・J・ダブナー (著), 望月 衛 (翻訳)
東洋経済新報社 (2010/9/23)、出典:出版社HP

 

よろしく、アリー

一つ難しい問題が残った。レヴィットは奥さんと4人の子どもたちに、今度の土曜の朝は家にいられない、売春婦のお姉さんとブランチを食べに行くって説明しないといけないことになったからだ。大事なことなんだ、彼はそう言い張った。直接会って、彼女の需要曲線がどんな形かじっくり吟味しないといけないからね。どういうわけか、みんなそれで納得してくれた。
そんなわけで、この本にはアリーも登場する。

いろんな出来事が積み重なって、彼女の話がこの本に載ることになったのは、経済学者が累積的優位と呼ぶもののせいかもしれない。つまり、1冊目の本が有名になったおかげで、2冊目の本を書くときになって、他の書き手では手の届かない、いろんな有利な点が生まれたのかもしれない。そんな有利なところをうまく利用できていればいい、ぼくたちは心からそう願っている。最後に、この本を書いている問、ぼくたちはできるだけ経済学の専門用語を直接には出さないように努めた。だから、アリーの一件のことも、累積的優位がどうのなんて考える代わりに、こう言おう……そう、ヤバい。

超ヤバい経済学―目次

説明のためのノート
■前の本でウソついてた件

序章 経済学が「ヤバい」とは
■グローバルな金融危機なんてまるごと無視してもっとおもしろい話をする
□千鳥足は危ない
□インドの女の人を救うありえないものとは
□馬のウンコに溺れる
□「ヤバい経済学」って、何?
□歯のないサメと血に飢えたゾウ
□いつも知ってるつもりで知らなかったこと

第1章 立ちんぼやってる売春婦、デパートのサンタとどうしておんなじ?
■女やっているとどんだけ損かを追究する
□ラシーナをご紹介します。バイトで売春婦やってます
□死んだ「魔女」が100万人
□女に生まれたってだけで罰を与える方法各種
□ラドクリフ大学の女の人たちでさえ代償を払う
□タイトル 区が女の人向けに雇用を創出し…….男がそれをさらっていく
□女の3人に1人は売春婦
□昔のシカゴじゃ売春商売がおおはやり
□聞いたこともないアンケート調査
□下がっていく売春婦の仕事料
□フェラチオがこんなに安くなったのはどうして?
□ポン引き、不動産屋さん
□ポリは売春婦が大好き、どうして?
□学校の先生たちはみんなどこへ行った?
□男と女の賃金格差、本当の原因
□女の人が子どもを愛するように、男の人はお金を愛する?
□性別を変えたらお給料は上がる?
□アリーをご紹介します。楽しく売春婦やってます。
彼女みたいな女の人がもっといないのはどうして?

第2章 自爆テロやるなら生命保険に入ったほうがいいのはどうして?
■生と死のやるかたない側面を検討する。基本的には死のほう
□子どもを産むのに最悪の月
□生まれを決める運命のルーレットは馬の運命も左右する
□アルバート・アアブはアルパート・ジズモアよりも輝いて見えるのはどうしてか
□大はやりの誕生日
□才能ってどこからくるもの?
□野球選手を生むご家庭、テロリストを生むご家庭
□テロってなんであんなに安くて簡単なの?
□9月1日のトリクル・ダウン効果
□あっちこっちの病院を治した男
□次のERなんてもう古い。どうして?
□いいお医者さんとわるいお医者さんをどうやって見分ける?
□「仕事でお客に噛まれた」
□ERのお医者さんにかかるなら女の人がいいのはなぜ
□死ぬのを延期する方法各種
□化学療法って、あんなにも効かないことが多いのに、
どうしてあんなにも使われてるの?
□「ぼくらはいまだにガンにケツを蹴飛ばされてる」
□戦争って思ったほど危なくない?
□テロリストを捕まえるには

第3章 身勝手と思いやりの信じられない話
■にんげんって、思ったほどいいもんじゃない。でも、思ったほどわるいもんでもない
□キティ・ジェノヴェーゼが殺されるのをぬ人もの人がただ見ていたのはどうして
□こういうお隣さんたちだとね
□1960年代に犯罪が急に増えたのはなぜだろう?
□ACLUが犯罪を増やすのはどうして?
□『ビーヴァーにおまかせ』は思っているほど無邪気じゃない
□思いやりの源、純粋なのと不純なの
□老人ホームを訪ねて来るのってどんな人?
□ニュースの少ない日と天災
□経済学者がガリレオのマネして実験室へ
□独裁者ゲームの麗しき単純さ
□ひとってとってもやさしい!
□「ドーナーサイクル」をありがとう
□イランで行われた腎臓のすばらしい実験
□トラックの運転席から象牙の塔へ
□ほんものの人はどうして実験室の人みたいに振る舞ってくれないの?
□思いやりの薄汚れて腐った真実とは
□案山子は人間にも効く
□キティ・ジェノヴェーゼ、ふたたび

第4章 お悩み解決いたします――安く簡単に
■大きくて難しそうな問題が、びっくりするようなやり方で解決できたりする
□子どもを産むのって危ない
□イグナーツ・ゼンメルワイスの救いの手
□「絶滅の危機に瀕する種の保存に関する法律」が
種を絶滅の危機に追いやってるのはどうしてか
□ゴミにお金を払わずに済む独創的な方法各種
□鉗子の出し惜しみ
□起きなかった飢饉
□30万頭の死んだ鯨
□ポリオの謎
□心臓発作をほんとに防いでくれるのは?
□殺人カー
□ロパート・マクナマラの変わった話
□ちょっと頭蓋骨を階段から落としてみよう!
□シートベルト万歳
□どうして助手席に座っちゃいけないの?
□チャイルドシートはどれだけお役に立ってくれる?
□衝突試験の人形は嘘をつかない
□ハリケーンで人が死ぬのはなぜか、何ができるか

第5章 アル・ゴアとかけてピナトゥボ火山と解く。そのこころは?
■地球温暖化を、冷めた、でも真剣な目で見てみよう
口北極と南極の氷を溶かせばいい!
口車の排ガスと牛のオナラ、どっちが最悪?
□地球を愛してる? ならもっとカンガルーを食べよう
口どれもこれも、みんな結局負の外部性に行き着く
□ザ・クラブ、ロージャック
□ピナトゥボ火山が教えてくれたこと
□インテレクチュアル・ヴェンチャーズの破廉恥なぐらい賢くてちょっとヒネた紳士たち
□蚊を狙撃する
□「君、私はあらゆる類の科学者だよ」
□好都合な不都合な真実
□気候モデルが見逃していること
口二酸化炭素が悪者っていうのは間違いなのか?
□「バカでかい火山」と気候変動
□地球を冷やすには
□「水撒きホースを空高く」
□地球工学が嫌いな理由
□生理的に嫌いという壁を飛び越えて
□「曇った鏡」とフワフワの雲を使った解決法
□振る舞いを変えるのがこんなに難しいのはなぜ
□汚れた手と死を呼ぶ医者 口皮がむけていく

終章 サルだってひとだもの
■さあ、真実が今あきらかに…んーと、でも、たぶん読むまで信じちゃくれないし

謝辞
訳者あとがき のっけから大成功したオタクたちのその後
付注

カバーデザイン 重原隆

スティーヴン・D・レヴィット (著), スティーヴン・J・ダブナー (著), 望月 衛 (翻訳)
東洋経済新報社 (2010/9/23)、出典:出版社HP

 

序章

Putting the Freak in Economics
経済学が「ヤバい」とは

人生の判断っていうのはだいたいが難しい。どんな仕事を選ぼう? 年老いたお母さんを老人ホームに入れたほうがいいか?

あなたとつれあいにはもうお子さんが2人いる。3人目を作ろうか?
そういう判断が難しいのにはたくさん理由がある。たとえば、かかっているものは大きい。それに、先行きは不確かでどんなことになるかもわからない。そして何よりも、そういう判断をしないといけないことはそんなにない。だから、一大決心をする練習なんてそんなに積めない。あなたもたぶん、食べ物を買うのはとても上手なんだろう。いつもやってることだし。でも、初めて家を買うのはまったく別の話だ。一方、ものすごくものすごく簡単な判断もある。

友だちが家でパーティを開くってんで、出かけていったと思ってほしい。彼の家はほんの1マイルのところだ。ワインを4杯飲んだせいか、とてもいい気分だ。さて、パーティももう終わりだ。あなたは最後の1杯を飲み干しながら、車のキーを引っ張り出す。急に、これはいけないって気がする。家まで車を運転できる状態じゃない。

スティーヴン・D・レヴィット (著), スティーヴン・J・ダブナー (著), 望月 衛 (翻訳)
東洋経済新報社 (2010/9/23)、出典:出版社HP