60分でわかる! FinTech フィンテック 最前線 (60分でわかる! IT知識)

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FinTechの全貌がわかる

本書は、タイトルの「60分でわかる」の通り、見開き半分に解説文が、もう半分が図解の構成をとっていてわかりやすく、理解の手助けをしてくれます。また、FinTechの基本から具体例まで載っていて、項目も細かく分かれているため、自分の知りたい範囲に合わせて学習できます。入門書としておすすめです。

FinTechビジネス研究会 (著)
出版社 : 技術評論社 (2017/4/12)、出典:出版社HP

ご利用の前に必ずお読みください

本書は紙書籍「60分でわかる! FinTech フィンテック最前線」(ISBN978-4-7741-8880-5)を元に製作した電子書籍です。紙書籍とはデザインやレイアウトが異なり、ご覧になる端末により表示が異なる場合があります。表示設定は端末の標準設定を推奨します。配信後に補足訂正等でデータの再配布を行う場合があります。更新方法は購入先の電子書店のヘルプ等をご確認ください。
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Contents

Chapter 1 今さら聞けない! FinTechの基本
001 FinTechla “Finance, Technology
002 フィンテックはなぜ誕生したのか?
003フィンテックが急速に発展した3つの理由
004 フィンテックを構成する7つのサービス
005 フィンテックを担うスタートアップ企業
006 フィンテックのキーとなる3つの業界
007 フィンテックは従来の金融機関の脅威なのか?
008 フィンテックが消費者に与える影響は?
009 日本におけるフィンテックの現状は?
010 日本でフィンテックが広がらない理由
Column フィンテックの起源は海底ケーブルだった!?

Chapter2 今すぐ知りたい! FinTechサービス
011 新しい決済サービスが爆発的に普及し始めた
012 小規模店舗でも低コストでカード決済を導入できる
013 P2P送金が低手数料での海外送金を実現する
014 P2Pレンディングが貸し手と借り手をピンポイントでつなぐ
015 無担保融資の審査が6分で完了
016 資金調達のあり方を変えるクラウドファンディング
017 クラウド会計で経理処理を効率化
018 AIがポートフォリオを作成するロボアドバイザー
019 お的りを自動で積み立て投資
020 PFMで家計の動きを一元管理
021 スマートフォン上に預金口座を集約する
022 仮想通貨の9割を占めるピットコイン
023 P2Pで維持されるピットコインのしくみ
024 ビットコインを生み出すデータマイニング
025 ビットコインを支えるブロックチェーンとは?
Column 保険業界のフィンテック「InsTech」インステックの胎動

Chapter3 そうだったのか! FinTechを支える技術
026 フィンテックを支える7つの技術
027 モバイル端末の普及がフィンテックを生んだ
028 モバイル端末に個人情報が集約される時代
029 クラウドが金融ビジネス参入のハードルを引き下げた
030 ビッグデータに集積される膨大な情報
031 ビッグデータの分析が新たな融資や投資を生む
032 急速に人間に近づくAIの進化
033 AIが融資の可否を判断する
034 ロボアドバイザーが担う2つの役割
035 AIによる超高速「株取引」の例威
036 フィンテック企業と金融機関をつなぐAPI
037 銀行APIの公開がフィンテックを加速させる
038 フィンテック普及に欠かせない生体認証技術
039 UXがフィンテックサービスの成否を決定する
Column AIが金融機関のオペレータを担う「みずほ銀行 ワトソン」

Chapter4 今すぐ始めよう! FinTech導入事例
040 会社や店舗でフィンテック決済を導入するには?
041 フィンテック決済のメリットを知る
042 フィンテック決済に必要なコストを知る
043 今すぐ導入できる決済サービス4選
044 会社でフィンテック融資を受けるには?
045 フィンテック融資のメリットを知る
046 今すぐ活用できる融資サービス4選
047 会社で会計サービスを導入するには?
048 クラウド会計のメリットを知る
049 今すぐ導入できる会計サービス5選
050 個人の資産運用にフィンテックを活用するには?
051 フィンテック資産運用のメリットを知る
052 今すぐ利用できる資産運用サービス5選
053 個人の家計をフィンテックで管理するには?
054 フィンテック家計簿のメリットを知る
055 今すぐ利用できる家計簿サービス5選
056 個人で仮想通貨を購入・取引するには?
057 今すぐ利用できるビットコイン事業者3選
Column ビットコイン決済を店舗に導入する

Chapter5 広がる可能性! FinTechの未来
058 フィンテックによって多様化する金融サービス
059 フィンテック企業に対する投資が急増している
060 金融機関とベンチャーの橋渡しを担うITベンダー
061 日本の金融機関もフィンテックへの取り組みを強化
062 大手金融機関とフィンテックペンチャーとの協業が始まる
063 銀行法改正で日本のフィンテックは変わるのか?
064 みずほとソフトバンクがレンディングサービスを開始
065 ソフトバンクが提供する個人向け投資管理サービス「One Tap BUY」
066 邦銀初!みずほ銀行が銀行APIを提供
067 フィンテックに特化した楽天の投資部門「Rakuten FinTech Fund」
068 3大メガバンクによるプロックチェーンの実証実験
069 FinTechの未来はどうなるのか?

FinTech関連企業リスト
索引

■『ご注意』ご購入・ご利用の前に必ずお読みください

本書に記載された内容は、情報の提供のみを目的としています。したがって、本書を参考にした運用は、必ずご自身の責任と判断において行ってください。本書の情報に基づいた運用の結果、想定した通りの成果が得られなかったり、損害が発生しても弊社および著者はいかなる責任も負いません。
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001 FinTechは「”Finance」と「Technology」の融合

多様化する金融ITサービス
さまざまなメディアで「FinTech(以下フィンテック)」という言葉に触れる機会が増えました。「FinTech」は、金融を示す「Finance」とテクノロジー(IT技術)を示す「Technology」からなる造語で、「IT技術を駆使した金融サービス」ともいえます。
しかし、”TT×金融”は特筆するほど新しいものではありません。ATMでのお金の出し入れやクレジットカードの利用など、すでに私たちの生活にIT技術による金融サービスは定着しています。また、IT技術は、膨大なお金の動きの把握・管理の効率化に欠かせない技術ですから、金融業界はほかの分野よりも早く積極的に導入してきました。では、なぜ今フィンテックなのでしょうか?

FinTechビジネス研究会 (著)
出版社 : 技術評論社 (2017/4/12)、出典:出版社HP