改訂版 視覚でとらえるフォトサイエンス地学図録

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地学の全てがよくわかる

本図録は全ページフルカラーです。各ページの構成は写真や図表あるいはグラフ・イラストを中心においてまとめられており、文字での解説は補足的になっています。図録という名にふさわしい構成です。地学の用語を丸暗記していくのではなく写真や図表で理解しイメージしながら知識を確認していくというのにとても役立ちます。

数研出版編集部 (編集)
出版社 : 数研出版; 改訂版 (2018/11/23)、出典:出版社HP

本書の構成

本文は写真と図を中心としたビジュアルな構成です。紙面は次のような要素から構成され, 幅広く学べるようになっています。

Zoom up
少しレベルの高い内容や、 細かい知識にふれています。

Column
地学に関連した話題を 取りあげました。

まとめ
学習した内容をまとめました。 知識の整理を行えます。

英語
基本的な用語を取りあげ, 英語を示しました。

Newspaper
地学と実生活との関わりを 実感できるよう, 実際の新聞記事を紹介しました。

特集のページ
新聞やニュースで 取り上げられているような題材や, 最新の研究などを扱いました。

序編 太陽系
Ⅰ太陽系の天体
Ⅱ惑星の運動

第1編 地球の構成と活動
Ⅰ地球の形と重力・地磁気
Ⅱ地球の内部
Ⅲプレートの運動
Ⅳ地震と地殻変動
Ⅴ火山
Ⅵ変成作用

第2編 地球の歴史
Ⅰ地表の変化と堆積岩
Ⅱ地層の観察
Ⅲ地球環境と生物の変遷
Ⅳ日本列島の成りたち

第3編 地球の大気と海洋
Ⅰ大気の構造と運動
Ⅱ海洋の構造と運動
Ⅲ大気と海洋の相互作用

第4編 地球の環境
Ⅰ環境と人間
Ⅱ日本の自然災害

第5編 太陽と宇宙
Ⅰ太陽
Ⅱ恒星の世界
Ⅲ宇宙と銀河

数研出版編集部 (編集)
出版社 : 数研出版; 改訂版 (2018/11/23)、出典:出版社HP

目次

序編 太陽系
第1章 太陽系の天体
1 太陽系の中の地球
A.惑星の大きさと太陽からの距離
B.太陽系のおもな天体とその軌道
2 惑星(1)
A.水星 B.金星 C.火星
3 惑星(2)
A.木星 B.土星 C.天王星 D.海王星
4 衛星
A.月 B.火星の衛星 C.木星の衛星
D.土星の衛星 E.その他の衛星
5 小天体と塵
A. 小惑星 B.太陽系外縁天体 C.彗星 D.流星
6 隕石と系外惑星
A.隕石 B.系外惑星
7 太陽系の誕生
A.太陽系の誕生 B.月の誕生と内部構造
C.惑星の形成と内部構造 D.地球の進化

第Ⅱ章 惑星の運動
8 天球座標と暦
A.天球座標 B.暦 C.時刻
9 地球の自転
A.天体の日周運動 B.フーコーの振り子
C.歳差運動
10 地球の公転
A.太陽の年周運動 B.地球の公転
11 惑星の運動
A.惑星の視運動 B.会合周期 C.ケプラーの法則

第1編 地球の構成と活動
第I章 地球の形と重力・地磁気
1 地球の形と大きさ
A.地球の概形と大きさ B.地球だ円体
C.標高の基準 D.地球の表面
2 重力
A.引力と重力 B.重力異常
3 地磁気
A.地磁気 B.地磁気の分布
C.残留磁気 D.地磁気の逆転
第Ⅱ章 地球の内部
4 地球の構造
A.地球内部の層構造 B.地球内部の組成
C.地球内部の性質 D.アイソスタシー
5 地球内部を伝わる地震波・地殻熱流量
A.地震波の伝わり方 B.地球内部を伝わる地震波
C.モホロビチッチ不連続面 D.地殻熱流量
第Ⅲ章 プレートの運動
6 大陸移動とホットスポット
A.大陸移動説 B.海洋底拡大説と古地磁気
C.ホットスポット
7 プレートテクトニクス
A.プレートテクトニクス B.地震・火山の分布
8 プレートの境界
A.プレート発散境界 B.プレートすれ違い現象
C.プレート収束境界
9 プレート運動のしくみとマントル対流
A.プレート運動のしくみ B.マントル対流

ニュースペーパー タイトル一覧
地磁気逆転の発見につながった玄武洞
はやぶさ2リュウグウへ到着
フレアによる地磁気の乱れ
山の標高が変わった?
水月湖の年縞
伊豆半島が世界ジオパークに認定
爆弾低気圧

まとめ タイトル一覧
地球型惑星と木星型惑星
岩石の移り変わり
温帯低気圧と熱帯低気圧
太陽の進化

第IV章 地震と地殻変動
10 地震の発生
A.地震発生のしくみ B.震度とマグニチュード C.本震と余震
11 断層と震源
A.震源の決定 B.断層と押し波・引き波
12 地震の起こる場所
A.プレートの運動と地震
B.日本列島周辺の地震分布 C.深発地震面
D.アスペリティ E.日本で起きる地震
13 活断層
14 地殻変動
A.地殻変動と測量
第V章 火山
15 火山噴火と火山噴出物
A.日本の火山 B.火山噴火のしくみ
C.火山噴出物 D.溶岩流の形状
16 火山とマグマ
A.マグマの発生と変化 B.火山ができる場所
C.沈みこみ帯でのマグマの生成
17 噴火の様式と火山地形
A.噴火の様式 B.火山地形
18 鉱物
A.おもな造岩鉱物 B.多形・固溶体
C.さまざまな鉱物
19 鉱物の観察
A.鉱物の性質 B.偏光顕微鏡
C.偏光顕微鏡による鉱物の観察
20 火成岩の分類と産状
A.火成岩の分類 B.火成岩の組織と化学組成
C.火成岩の産状日
21 火成岩の露頭と岩石
22 さまざまな火成岩
A.火成岩と色
第Ⅵ章 変成作用
23 変成作用(1)
A.変成作用 B.温度・圧力の変化と変成作用
24 変成作用(2)
A.変成岩の露頭と岩石 B.日本の変成帯

第2編 地球の歴史
第Ⅰ章 地表の変化と堆積岩
1 地表の変化(1)
A.地表の変化 B.風化 C.土壌
2 地表の変化(2)
A.河川地形 B.河川のはたらき
C.河岸段丘と海岸段丘地
3 地表の変化(3)
A.海岸地形 B.風の作用と地形
4 地表の変化(4)
A.氷河地形 B.堆積の場所
5 堆積岩
A.堆積物と堆積岩 B.続成作用
第Ⅱ章 地層の観察
6 地層の形成
A.地層 B.整合と不整合
C.混濁流・タービダイト
7 堆積構造
A.断層と摺曲 B.堆積構造と堆積環境
8 地質図(1)
A.地質図と地質調査 B.走向・傾斜の測定
C.地質調査の方法
9 地質図(2)
A.地質図の作成方法 B.露頭線のつなぎ方
C.地質平面図の読み方
10 地質図(3)
A.地質図の例
第Ⅲ章 地球環境と生物の変遷
11 化石
A.化石のでき方 B.さまざまな化石
C.示準化石と示相化石 D.微化石
12 地層の対比
A.地質柱状図 B.地質柱状図と地層の分布
C.火山灰鍵層による地層の対比
D.示準化石による地層の対比
13 地質時代の区分と数値年代
A.時代の区分 B.数値年代
14 先カリンブリア時代
A.原始大気・原始海洋の形成 B.最古の岩石
C.大気の進化と縞状鉄鉱層
D.真核生物の誕生 E.全球凍結
F.エディアカラ生物群
15 古生代
A.生物の陸上進出
16 中生代
A.アンモナイトの進化 B.中生代の温暖化
17 大量絶滅と進化
A.絶滅と進化の関係 B.古生代末の大量絶滅
C.中生代末の大量絶滅 D.大空への進出
18 新生代(1)
A.哺乳類の繁栄 B.人類の進化
19 新生代(2)
A.氷期と間氷期 B.海進と海退
第Ⅳ章 日本列島の成りたち
20 日本列島の生いたち
A.日本列島形成の歴史
21 日本列島の地体構造
A.日本列島の地体構造
B.日本列島の地質断面と付加体

第3編 地球の大気と海洋
第Ⅰ章 大気の構造と運動
1 大気の構造
A.大気の組成 B.大気の層構造 C.大気圧
2 雲の形成と降水のしくみ
A.大気中の水蒸気 B.雲の形成 C.降水のしくみ
3 大気の安定性
A.大気の安定性 B.フェーン現象
4 地球全体の熱収支
A.太陽放射と地球放射
B.地球全体のエネルギー収支 C.温室効果
5 大気の大循環
A.熱収支の不均衡と熱輸送 B.大気の大循環
C.大気の大規模な流れ
6 温帯低気圧と偏西風波動
A.前線 B.温帯低気圧 C.偏西風波動
7 高層天気図と上空の風
A.高層天気図 B.上空の風
8 日本の天気(1)
A.気団 B.春の天気口
9 日本の天気(2)
A.梅雨・夏・秋の天気 B.冬の天気
10 熱帯低気圧
A,熱帯低気圧 B.台風
11 日本の気象観測網
第Ⅱ章 海洋の構造と運動
12 海洋の構造
A.海水の組成 B.海洋の層構造
13 海水の運動
A.エクマン吹送流と地衡流
14 海洋の大循環
A.海洋表層の水平循環
B.北太平洋と日本付近の海流
C.海洋の鉛直循環
15 波と潮汐
A.波の性質 B.海洋に生じる波 C.潮汐
第Ⅲ章 大気と海洋の相互作用
16 大気と海流の相互作用
A.エルニーニョ・ラニーニャ B.地球上の水の循環

第4編 地球の環境
第Ⅰ章 環境と人間
1 人間をとりまく自然
A地球システム B.自然の恵み
2 鉱物資源・エネルギー
A.地球資源 B.鉱物資源と鉱床
C.化石燃料 D.再生可能エネルギー
3 気候変動
A.気候変動の要因 B.温暖化する地理
C.気候変動の予測
4 地球環境問題(1)
A.地球温暖化の影響 B.オゾン層の破壊
C.森林破壊
5 地球環境問題(2)
A.砂漠化 B.黄砂 C.大気汚染 D酸性雨
第Ⅱ章 日本の自然災害
6 地震災害
A.地震災害の種類 B.液状化現象
C.津波 D.日本の地震災害
7 火山災害
A.火山災害の種類
B.おもな噴火記録と災害
8 土砂災害
A.土砂害の原因 B.斜面崩壊 C.地すべり
D.土石流 E.土砂災害への対応
9 気象災害
A.台風 B.集中豪雨
C.竜巻 D,雪による災害
10 防災・減災
A.地震の予測と防災 B.火山噴火の予測と防災

特集
1 はやぶさ2と小惑星リュウグウ
2 天体観測の基礎
3 地球内部を探る
4 東北地方太平洋沖地震
5 宝石の科学
6 生命の誕生と進化
7 恐竜学の最前線
8 ジオパーク
9 いろいろな雲
10 地球温暖化と気候系の自然変動
11 太陽活動の移り変わり
12 宇宙の観測

第5編 太陽と宇宙
第1章 太陽
1 太陽の構造(1)
A.太陽の構造 B.太陽のエネルギー源
C.太陽の表面 D.太陽の自転
2 太陽の構造(2)
A.太陽の大気 B.太陽のスペクトル
3 太陽の活動
A.フレア B.太陽風 C.太陽の周期活動
D.太陽の活動と地球への影響
第Ⅱ章 恒星の世界
4 恒星の性質
A.見かけの等級 B.絶対等級
C.恒星までの距離 D.恒星の色とスペクトル型
5 恒星の進化
A.HR図 B.恒星の進化
6 星団と星間雲
A.星団 B.星間雲
7 恒星観測の応用
A.連星 B.脈動変光星

第Ⅲ章 宇宙と銀河
8 銀河系と銀河
A.銀河系 B.銀河の分類 C.活動銀河
9 宇宙の構造
A.銀河群 B.銀河団 C.宇宙の大規模構造
10 宇宙観の発展
A.宇宙の膨張 B.宇宙の進化

巻末資料
1 気象庁震度階級関連解説表(抜粋)
2 おもな鉱物の分類
3 大気の諸量
4 飽和水蒸気圧
5 気象庁が発表する注意報・警報
6 天気図の記号
7 台風の名称
8 惑星の諸量
9 準惑星・冥王星型天体
10 おもな衛星の諸量
11 恒星の諸量
12 地学学習のための基礎知識

コラム タイトル一覧
人類初の月面着陸
スペースガード
次世代超大型望遠鏡TMT
太陽が描く8の字
天動説と地動説
ヨハネス・ケプラー
場所によって変わる重力の大きさ
地球内部の組成推定
成長を続ける西之島
ミマツダイアグラム
地下における水の振る舞い
身近な石材
生きている化石
霊長類化石「イーダ」
360万年前の足跡
大気は高度何kmまであるか?
熱くない熱圏
なぜ雲凝結核が必要か?
「大気の状態が不安定」とは?
逆転層
南岸低気圧と春一番
日本の自然トップ3
ウラン鉱石
メタンハイドレート
水素(燃料電池)
IPCC
ヒートアイランド現象
破局噴火と巨大カルデラ火山
山体崩壊と岩屑なだれ
地すべり・斜面崩壊とスキー場
日食や月食が起こるしくみとは?
天体カタログ

ズームアップ タイトル一覧
ボーデの法則
地磁気の成因と時間変化
地球内部の熱源
地波トモグラフィー
震源メカニズム
カルテラ
水蒸気噴火
ジオパーク
包有岩
日本海の拡大
オゾン層の成因と役割
偏西風波動のモデル実験
温度風
フィードバックとシステムの安定性
ミランコビッチサイクル
長周期地震動
深層崩壊
ニュートリノ
太陽の周期活動の原因
標準光源法
中性子星とパルサー
ブラックホール
腕が巻きつかない理由
ダークマター
ダークエネルギー

数研出版編集部 (編集)
出版社 : 数研出版; 改訂版 (2018/11/23)、出典:出版社HP