人材マネジメントの壺 -DEVELOPMENT-

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人材マネジメントの実践書

本書は、企業内の人事マネジャーとして10年間の経験と、人事コンサルタントとして6年間の経験がある著者が書いた人材マネジメントについて体系的に学べるようになっています。答えがなく複雑でつかみどころのない人材マネジメントに悩み、学びたい方には是非読んで欲しい一冊です。

坪谷邦生 (著)
出版社 : NextPublishing Authors Press (2018/9/21)、出典:出版社HP

人材マネジメントの壺 -DEVELOPMENT-

人事担当者になり、はじめて採用したメンバーが、 現場に配属された後、ガリガリにやせて退職した。
入社したときは、あんなに希望にあふれていたのに。
「人事は、いったい私に何をしてくれたんですか?」
彼女はそんなことは言わなかったけれど、 そう突きつけられたように感じた。
無力感にうちひしがれた、当時の私へ捧げる。

はじめに

お久しぶりです。壺中天の坪谷です。
この本は紙書籍版『人材マネジメントの壺』シリーズの2冊目で、 Kindle 版『人材マネジメントの壺』の3冊(テーマ 5. リソースフ ロー・6.人材開発・7.組織開発)を合本し再編集したものです。
学術書ではなく実践書です
成長支援に関わるテーマのため「DEVELOPMENT」というサブタ イトルになりました。1冊目の「ARCHITECTURE』は構造や仕組 みを扱ったため一般的、客観的な内容を心がけましたが、当書は より実践や体験に比重が置かれています。
それは、DEVELOPMENT は客観だけでは伝わらない、体験という 血を通わせるべきだと考えたためです。
企業内で10年間、人事マネジャーとして葛藤しながら進んできた 実践と、リクルートマネジメントソリューションズ社の人事コン サルタントとして6年間、クライアントに提供してきたリクルー ト流の「個と組織を生かす」思想と方法が、当書の根底に流れて います。

体系的でわかりやすい入門書を目指しました
人事の初心者だった頃の自分が嬉しいと思えるような、人材マネ ジメントが体系的にわかる本を目指しました。答えがなく複雑で つかみどころのない人材マネジメントに悩み、学びたい方が、こう感じてくれたら目的達成です。
「そう考えたらいいのか!」
難しくなりがちな内容ですが、壺中天の頼もしいメンバーである カエル君とおたまのコンビが、あなたの理解を助けてくれると思 います。では、はじめましょう!

坪谷邦生 (著)
出版社 : NextPublishing Authors Press (2018/9/21)、出典:出版社HP

目次

はじめに
テーマ 5. リソースフロー
第1章 リソースフローとは何か?
第2章 採用
第3章 異動
Column 終身雇用と「およげたいやきくん」
第4章 代謝
第5章 適応
まとめ
テーマ6. 人材開発
第1章 人材開発とは何か?
第2章 OJT と Off-JT
第3章 自己啓発の実態と促進
Column 師が教えるのではない、弟子が学ぶのだ
第4章 キャリア開発と個性化
第5章 リーダーや管理職に適した性格は?
第6章 リーダーシップ開発
まとめ
テーマ 7. 組織開発
第1章 組織開発とは何か?
第2章 変えるべき戦略と変えてはならないミッション
第3章 日本の持続的成長企業と世界のビジョナリーカンパニー
第4章 組織活性化のポイントはカオスの演出
第5章 自律的なチームの作り方
第6章 メンバーが当事者意識を持っている企業
Column 伝説のマスタートレーナー三輪昌生さん
まとめ おわりに
紙の書籍からは URL を辿りにくいというニーズを受けて、当書の参考 文献および注釈のリンク集を Web上にご用意しました。右の QRコー ドもしくは
<https://kochuten.wordpress.com/links-development>からどうぞ。石野敬祐さんのアイディアです(ありがとうございます)。

テーマ 5. リソースフロー
第1章.リソースフローとは何か?

坪谷邦生 (著)
出版社 : NextPublishing Authors Press (2018/9/21)、出典:出版社HP