ぜんぶ、すてれば

【最新 – ミニマリストを実践するためのおすすめ本】も確認する

何も必要ない、ぜんぶ捨てればいい

著者である寺田倉庫の元社長の中野さんの「何も持たない」という軸を持った生き方に関することが綴られています。何も持たないことで、過去に縛られず、未来に悩まず、今日を大切に生きることができます。本書では、内容が短い言葉と文章でまとめられており、心にスッと沁みわたります。人生に不安を感じている人にはおすすめの1冊です。

中野 善壽 (著)
出版社 : ディスカヴァー・トゥエンティワン (2020/4/17)、出典:出版社HP

ぜんぶ、すてれば

実で変化の激しい時代。 個人の力が試される時代。 人生一○○年への備えが必要な時代。
日々の膨大な情報に対応し、 新しい技術や価値観へのアップデートが求められる。
過去の事例にはもはや頼れない。 ロールモデルも、人生プランも、描けない。
自分の意見や考えを持ち、
世の中に発信しなければならない。
しかし、実績も経験もなく、自信がない。
先の見えない将来のことを考えると、 不安で頭がいっぱいになり、疲弊してしまう。
こんな時代で生き残るには、 どのような知識を持ち、 いかなる力を身につけなければならないのか。

何も、必要ありません。 ぜんぶ、捨てればいいんですよ。
中野善壽、七十五歳。 伊勢丹、鈴屋で新規事業の立ち上げと海外進出を成功させる。 その後、台湾へ渡り、大手財閥企業で経営者として活躍。 二〇一一年、寺田倉庫の代表取締役社長兼CEOに就任。 大規模な改革を実施し、老舗の大企業を機動力溢れる組織へと変貌させた。
その手腕と独自の考え方、そして人柄により、各界の著名人に慕われている。 一方で、メディアにはほとんど姿を現さず、
社員にさえ、本当に実在するのか疑われていた、異端の人物。
その生き方の根幹にあるのは「何も持たない」こと。 家や車、時計は持たない。お酒もタバコも嗜まない。 お金も若い頃から、生活に必要な分を除いてすべて寄付している。
何も持たないからこそ、 過去に縛られず、未来に悩まず、 今日を大切に生きることができる。
本書は、中野氏の話を聞くことにより浮かび上がった 現代を前向きに、楽しみながら生きるためのヒントを
短い言葉と文章にまとめ、紹介する。

今日を、生きる。

中野 善壽 (著)
出版社 : ディスカヴァー・トゥエンティワン (2020/4/17)、出典:出版社HP