(無料電子版付) いちばんやさしいデジタルマーケティングの教本 人気講師が教えるメディアと販促の新しい基礎 (「いちばんやさしい教本」)

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実務と理論をやさしく解説

デジタルマーケティングをどこから学べばいいかわからない、また概念だけでなく実戦に取り組みたという方におすすめの入門書です。入り口が見えにくいデジタルマーケティングを実務と教養の両面から解説しており、デジタル施策に自信がつきます。

著者プロフィール

田村修(たむらおさむ)
株式会社アイレップ パートナー営業本部 副本部長

1985年に大学を卒業後、株式会社第一広告社(現I&S BBDO)に入社。11年の営業を経て、1996年にデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(以下DAC)設立時のスタートアップメンバーとして出向。インターネット広告黎明期より広告メニューの開発・営業・メディアプランニングに携わる。I&SBBDOに帰任後はネットメディアと制作の2部門を統合したインタラクティブ部を統括。その後DACに戻り戦略統括部門を経て、2007年にアイレップ子会社の株式会社レリバンシー・プラスの設立に参画。株式会社アイレップではメディアマネジメントグループを率いて純広告を主としたプロモーションプランニングを推進、現在はアイレップにおいて広告会社向けのサービスを牽引する。一般社団法人日本インタラクティブ広告協会(JIAA)の新人研修実施プロジェクトリーダーとしての顔も持ち、専門教本「インターネット広告の基本実務」の改訂と研修講師を務める。大学でのゲスト講師招聘実績多数。2017年より専修大学講師を兼任。業界の若手育成にも貢献する業界のベテラン。

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本書は、2017年8月現在での情報を掲載しています。
本文内の製品名およびサービス名は、一般に各開発メーカーおよびサービス提供元の登録商標または商標です。
なお、本文中にはTMおよび®️マークは明記していません。

はじめに

現在、「消費者のスマートフォンシフトが加速している」「デジタルでビジネスのイノベーションを」などと、デジタルをキーワードにしたビジネス戦略の重要性が叫ばれており、企業の各部門でもデジタルへの取り組みが進んでいます。本書を手に取られた方のなかにも、「営業部門でWebサイトを作ることになった」「マーケティング部門でネット広告を担当しなければならない」「人事部で新卒採用のサイトを立ち上げることに決まった」など、部門を問わずデジタルマーケティングに関わることになった人がおられるのではないでしょうか。

現在、デジタルマーケティング関連の情報は強く求められています。書籍が多く出版され、インターネットでも多くの事例が紹介されています。しかしそれらの多くは、解析ツールの使い方だったり、サイト構築のノウハウだったり、あるいは「○○マーケティング」という新しい概念の紹介だったりして、初めて自分ひとりで取り組むには難しく、高度すぎると感じられるかもしれません。
本書は「とりあえず読む一冊目」として、デジタルマーケティングの全体像を大まかにつかんでいただくことを目的としています。
今の企業が直面する主要な課題を洗い出し、「トリプルメディア」という考え方に沿ってその課題を解決していく方法を示しながら、デジタルマーケティングをいかに使うべきかが理解できるように設計しました。本書の流れに沿って、自社や自分の仕事の現状課題を洗い出し、解決方法を考えていけば、どんなゴールを目指すのか、まずは何から取り組めばいいのか、またさらに高度な取り組みに手を付けるなら何か、が次第に明確になってくるでしょう。

また本書は、社会人だけではなく学生にとってもきっと役立つことでしょう。デジタルがビジネスインフラになった今日では、どの業界であろうとデジタルマーケティングに関する基礎知識が求められるからです。

2017年8月
田村修

Contents目次

著者プロフィール
はじめに
用語集

Chapter1 デジタルとマーケティングの関係を改めて整理しよう
Lesson
01 デジタル化がマーケティングに与える影響を理解しよう
02 すでにさまざまなところでデータを使ったマーケティングが行われている
03 デジタルが変えた生活環境を理解しよう
04 デジタル時代でも、マーケティングの目的は「売上と利益」を作ること
05 売上を上げるために、「消費者が買わない理由」を考えよう
06 「消費者が買わない理由」をどうやってなくしていくのかを考えてみよう
07 トリプルメディアの分類で課題に向き合おう
08 トリプルメディアの特性を理解して解決方法を選んでいこう

Chapter2 オウンドメディアを正しく運営しよう
Lesson
09 企業にとってのオウンドメディアの役割と運営目的を再確認しよう
10 自社のオウンドメディアを再点検しよう
11 自社サイトの対象読者を想定し目的に最適化した発信を行おう
12 消費者はどういうときにWebサイトを見に行くかを知っておこう
13 Web担当者として知っておきたいサイト企画のワークフロー
14 オウンドメディアの運営体制とプロジェクトマネジメントの重要性
15 Webサイト制作で必要になる基本技術を知っておこう
16 Webページに使われる言語の基本も見てみよう
17 アクセスアップのためにWebサイトの訪問経路を意識しよう
18 SEOの考え方を正しく理解しよう
19 アクセスデータの分析からサイト運用の改善ポイントを探ろう
20 オウンドメディア運営において気をつけるべき法律

Chapter3 ペイドメディアの広告効果を最大化しよう
Lesson
21 まずはペイドメディアの役割を理解しよう
22 広告企画を考える前に施策の意図と条件を整理しよう
23 願客のステータス別にアプローチ方法を考えよう
24 ペルソナを使って顧客のインサイトを深め共通認識を持とう
25 広告メッセージを受け取ってもらえる表現を考えよう
26 インターネット広告の種類と特徴を理解しよう
27 インターネット広告を出稿する流れを知っておこう
28 メディアプランを作成してみよう
29 インターネット広告ならではの広告配信の手法を見てみよう
30 広告の効果は目標に応じて判断しよう
31 広告レポートでは、まず3つの指標に注目しよう
32 リアルとネットの得意不得意を考えてプランの相互補完も考えよう
COLUMN ブランドの価値とは何か?

Chapter4 アーンドメディアで評判力を高めよう
Lesson
33 評判が消費者の購買行動に与える影響を考えてみよう
34 企業がアーンドメディアに向かい合う基本三原則を理解しよう
35 ソーシャルメディアに正しい情報が流れる仕組みを作ろう
36 オウンドメディアの一部としてSNSプラットフォームを活用しよう
37 「ソーシャルリスニング」で反響や顧客のニーズを探ろう
38 ソーシャルメディアをペイドメディアとしても活用しよう
39 ソーシャルメディアに取り組むときはポリシーを決めておこう

Chapter5 購入に至るまでの消費行動について学ぼう
Lesson
40 「より良い消費をしたい」と思う消費者の行動について深く知ろう
41 「自分ごと」として感じられるものが記憶に残るプロセスを理解しよう
42 消費者が購入の判断をするプロセスを分析しよう
43 検討や選択のときにはさらに多くの影響を受けている
44 ランディングページを行動心理の観点から分析してみよう
COLUMN 自分で気づいているニーズと気づいていないニーズ

Chapter6 トータルなデジタルプランニングに向けて
Lesson
45 目的を見極めて施策をプランニングしよう
46 新しい顧客を獲得していくには
47 今の顧客を活性化させるには
48 マーケット全体に対してアプローチするには
49 全体を俯瞰しながらプロモーション施策を検討するスキルを身に付けよう
50 課題を知るためのヒアリングや調査の手法を知っておこう
51 カスタマージャーニーマップの読み方を確認しよう
52 データの連携でマーケティングの可能性を広げよう
53 新しいマーケティング概念に惑わされないようにしよう
54 いつでも顧客中心に考えよう